【はじめての家づくり】理想の借入と現実の家づくりと
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こんにちは!
昨夜は大河ドラマ「光る君へ」の19話「放たれた矢」を視聴しましたが…。
今回も良かったですね~!!バチバチの権力争いは見応えあります。
清少納言と紫式部(まひろ)とのオトモダチ関係もだんだんと、親密になってきましたね!
ラストシーンの花山院にはドキリとしましたが!!次週も楽しみです~!
時々「トップガン」っぽいBGMが流れてきて、ストーリーに集中できない マルキ です。
さて、一般的に銀行からの借入は(税込)年収の5倍ぐらいが適切だと言われています。
仮に世帯年収が500万円だとしたら2500万円ぐらいが適切で、
3500万円銀行から借りたいとお考えなら世帯年収が700万円ぐらい
あった方がいいという感じでしょうか。
もちろん、この説はなかなかいい線を行っていて
この実現が理想的なのは火を見るよりも明らかなことなんですが、
現実を見てみると20%以上建築費が値上がりした現在は、
この理想論からはかけ離れざるを得ない方の方が圧倒的に多いというのが現実です。
理想的な予算
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例えば世帯年収500万円のご家族が土地から買って家を建てる場合、
仮に自己資金が300万円あるとしたら理想的なローンと自己資金を合計すると
2800万円が家づくりの総予算となるのですが、
購入しようとしている土地が1000万円だとしたら、
家そのものにかけられる予算はマックス1500万円となり、
数年前まではこの予算でも家を建てることが出来ていたものの、
現在の建築価格では思い描いている理想を叶えるどころか
そもそも家を建てることすら難しいというのが、悲しいかな今の現実です。
そのため、この場合使える土地があるならそこを使っていただくか、
不足分を自己資金とローンによって賄っていただくというお話を
せざるを得ないということになります。
もっとも土地を買わなくてよくなれば土地に費やす予定だった1000万円を
建築代(と外構代)に回すことが出来、借入を増やすどころかむしろ減らすことが出来るかもしれないので
まずはこちらを優先して考えていただく方がいいですけどね。
では、土地を買わないといけない方はどうすればいいのか?
この場合、まずは購入する土地の価格を少しでも落とせないかを優先して
考えていただくことをオススメします。
住む地域を変えるとか、面積を小さくするなどによって、です。
理由は、理想的な予算からのはみ出しを少しでも小さくするためです。
かつ、家の予算を少しでも小さくするためにコンパクトさを意識しながら
間取りを考えていただくことをオススメしています。
このように土地にせよ家にせよこれまでの常識は一旦脇に置いていただき、
現状にフィットした考えになっていただかないといけないのですが、
とはいえ、これを実行していただくことは想像以上に難易度が高く、
おそらく大多数の方が年収の5倍ルールの範囲内では全く収まらないと思います。
ですので、最後に予算が大きくはみ出た場合、
どうしないといけないかについてお伝えしていきたいと思います。
「攻撃は最大の防御なり」
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それは勇気を持ってリスクを取り、安全だと考えられている銀行への貯金と生命保険を減らし、
その分を「長期積立投資」に回すことです。
ここでは銀行への預金が必要ない理由や生命保険や学資保険がいらない理由、
そして医療保険もほどほどでいい理由などについては触れませんが、
要は、今すぐこれらを見直して夫婦そろって「新NISA」を活用しつつ積立を開始してください。
そして、いつか仕事を辞める時まで積み立てた資金を引き出すことなく
ずっと運用し続けていってください。
もちろん、未来のことなんて誰にも予測はつきません。
ですが、過去150年間のデータによると年間で約10%ずつ資産が増えてきており、
今後も短期的・中期的には世界情勢によって不安定な時期が定期的に訪れるものの、
長期的にはそのパフォーマンスをきっと維持してくれるのではないでしょうか。
さいごに
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「長期積立投資」に勇気を持ってそこに踏み込んだ人と踏み込めなかった人とでは、
やがて迎える老後にとてつもない大差が開いていることはもはや言うまでもありません!
ということで、これから家を建てる方は、
同じタイミングでここまでするのがセットであることを忘れずに
家づくりをしていただければと思います。
あなたの大切な時間を割き、お読み頂きましてありがとうございました!