SIMPLE NOTE 小松スタジオ

2022.07.29

【住宅ローン】ベストな家づくりの資金計画はコレ!

【住宅ローン】ベストな家づくりの資金計画はコレ!

こんにちは!

最近、夜も暑いですよね~。

お風呂上りには必ずアイスを食べる マルキ です。

アイス大好き夫婦なので、冷凍庫には一年中、常にアイスが常備されています。

今回は、住宅ローンについてお伝えしていきたいと思います。

住宅を購入する際に、多くの人が利用されるのが、住宅ローンです。

昔は銀行から借りる金利が高かったので、

少しでも多く頭金をつくって、返済を少なくするように努力していましたが、

現在は、超低金利なので、全額借りた方が絶対にお得なのです!


出て行くお金と入ってくるお金

まず、家を建てると、余分に出ていってしまうお金と、逆に入ってくるお金があります。

■出て行くお金……住宅ローン金利

■入ってくるお金……住宅ローン控除によって、返ってくる所得税・住民税
         (この他、補助金や給付金などもある場合があります)


ここでひとつ例に出して考えてみましょう。

■年収……500万円

■住宅ローン借入れ……3000万円

■借入れ金利……1%

■返済期間……35年

このように仮定した上で、試算していってみますね。


まず入ってくるお金である「住宅ローン控除」からですが、

この方の場合13年分を全て合計すると、約273万円となります。

これを均して考えてみると、13年間ずっと毎月17,500円ぐらいお金が返ってきていることになります。

では、今度は家を建てることによって出ていってしまうお金である「住宅ローン金利」につて。

途中、繰上げ返済をせずまた返済が遅れることも滞ることもなく返していったとすると、

総支払金利の合計は567.8万円となります。

※注意……途中で返済事故があった場合、優遇金利がなくなってしまい、

金利とともに返済金額がアップしてしまうので、その点も知っておいてくださいね!

この金利を高いと感じたでしょうか?

あるいは思ったより高くないと感じたでしょうか?

高くてもったいないと感じた人は、出来るだけ自己資金を入れて圧縮すればいいし、

あるいは、どんどん繰上げ返済をして、圧縮していけばいいと思います。


積立投資に資金を分散する

ただ個人的な意見としては、貯金にゆとりがあって、

銀行の口座の中にそのお金を置きっぱなしにしておくぐらいなら、

その貯金を頭金として入れて、借入れを減らすのも一つの手ですが、

1%の金利の借り入れを減らすよりも、年利で6~7%ずつ増え続けるであろう、

積立投資にその資金を分散して回したほうがいいかなと思っているんですけどね。

そして、そう考えるなら、繰上げ返済に関しても一切する必要はないかなぁと思っています。

理由は、その資金を利息の圧縮に使うよりも、積立投資に回した方がよりお金が増えるから。

投資の損失を抑えるには、毎月少しずつ投資する積立投資が有効とされています。

つみたてNISAやiDeCoは、利益にかかる税金を非課税にできる制度です。

使える方はぜひこれらを活用しながら、運用をすることをオススメします。

いくら昔に比べて長生きするようになったとはいえ、人生何が起こるか分からないですからねぇ。

繰り上げ返済も運用のうちですが、可能ならば資産運用も早めに開始したいものです。


さいごに

というわけで「ベストな家づくりの資金計画」としては、

①超低金利なので自己資金があっても、金利圧縮のために入れず積立投資に回すこと

②住宅ローン借入れだけで家づくりをすることになるので、返済負担を上げないために家づくりにお金をかけ過ぎないこと

③超低金利なので固定金利の住宅ローンを選ぶこと

④積立投資でお金が増えたとしても繰上げ返済はしないこと

家を建てるためだけのお金ではなく、きちんと将来設計を考えたうえでの

「資金計画」を立てて頂くことをオススメしています!

あなたの大切な時間を割き、お読み頂きましてありがとうございました!