SIMPLE NOTE 小松スタジオ

2022.09.13

【住宅ローン】変動金利を選ぶ場合の3つの心得

【住宅ローン】変動金利を選ぶ場合の3つの心得

こんにちは!

最近は夜もめっきり涼しくなりまして、エアコンなしで寝ています。

8月はエアコンを1日中つけっぱなしにしていたので、そろそろ掃除しないとなぁ~。

掃除関係は割と好きな マルキ です。

今回は、住宅ローンについて解説したいと思います。

まず、住宅ローンには変動金利と固定金利があるのですが、

変動金利は返済の途中で金利が変わってしまう反面、固定金利に比べて金利が安いという特徴を持っています。

しかし、現在は選ぶ住宅ローン商品によっては、変動金利と固定金利の金利差がそれほどない状態となっています。

そこで今回は、変動金利のことについて、少し詳しく掘り下げてお伝えしたいと思います。

決して変動金利がダメだという話ではありませんので、どうぞ最後までお付き合いください!


借り換えか交渉が必要だということ!

変動金利の場合、期間満了時に金利が変わります。

そしてその時は確実に金利が上がるので、他行に借り換えをするか、あるいは金利の交渉をする必要があります。

では、借り換えをする場合と、交渉をする場合と両方について簡単にお伝えさせていただきます。


■借り換えの場合

他行に借り換えをしようとしたら、いろいろと費用がかかります。

まず、今借りている銀行の抵当権を抹消する費用、

そして、新たに借りる銀行で、抵当権を設定してもらう費用、

新たに借りる銀行に支払う手数料などです。

となると、それらの費用を手持ち金の中から出すか、

あるいは、それらの費用もローンに組み込むか、いずれかの選択を強いられます。

また、借り換えをする度に、銀行をあちこち行ったり来たりしないといけないので、

なかなか手間と時間を食うことになります。


■交渉をする場合

借り換えをするのが面倒臭いAさんは、

これまで12年の間で2回銀行に行って、「金利安くしてくださいよ~」とお話しをしました。

そして、その甲斐あって、2回とも快く金利を下げてくださったんですが、

Aさんがローンを借りている銀行では、その都度50,000円(税別)の手数料がかかります。

つまり、2年前に金利を下げてもらった時は、54,000円の手数料がかかったんですが、

金利を下げてもらうことによって、毎月減った返済額が3,000円だったので、

それを取り戻すのに18か月もかかりました。

とはいえ、ローンの残存期間を考えると、とっても大きいので、しっかりと交渉すべきなんですが、

覚えておいて欲しいことは、この場合でも、手数料がしっかりとかかるということです!

(聞く話によるとJAは手数料いらないらしいです)


健康でいなければいけないということ!


ご存知だと思いますが、住宅ローンを借りる時には、銀行がしている生命保険に加入しなければいけません。

「団体信用生命保険」というやつです。

となると、10年後も変わらず、健康でいないといけません。

ですので、最低限食事に気をつける、適度に運動をするなどして、

健康管理をきちんとしていかないといけません。

それでも、病気になってしまった場合はどうしようもないですが…

とにかく、住宅ローンと生命保険がセットであるということを、忘れないことが大切です!


リスクに備えて貯蓄すること!

最後にお伝えすることは、コツコツでいいんで、「毎月お金を貯めていってください」ということです。

現在の日本の状況を見る限り、まずあり得ないことかもしれませんが、

仮に大きく金利が上がってしまったとしたら、返済負担も上がってしまうからです。

もちろん、景気が良くなるということは、それに連動して所得も増えているはずなので、

もしかしたら返済が上がったとしても、なんの問題もないかもしれませんが、

それも含めて、どうなるかなんて誰にも分からないので、

常に最悪に備えて準備しておくことがとっても大事なことだと思います。


さいごに

以上の3つが変動金利を選ぶ場合の心得というか、知っておくべきポイントです!

また、金利上昇にも対応できる余裕をもった借入額にしておくことも大事です。

金利が安いことはとっても重要なことですが、単純にそれだけで住宅ローンを選ばずに、

こういったことも踏まえながら、住宅ローン選びをしていただければと思います。

あなたの大切な時間を割き、お読み頂きましてありがとうございました!