SIMPLE NOTE 小松スタジオ

2024.02.27

【内装デザイン】白をベースにする理由とその合わせ技

【内装デザイン】白をベースにする理由とその合わせ技

こんにちは!

2月も終わりに近づいてきましたね。

最近はまた寒い日が続いているので、洗濯物がなかなか乾かず苦労しています…汗

サーキュレーターを使っていたのですが、先日、首振り機能が壊れてしまいまして…涙

7年間、毎日使用したので寿命だったのかもしれませんね。長い間ありがとうございました。

360度首振りサーキュレーターの購入を検討している マルキ です。

さて、「白」という色は、「熱を吸収しにくい」ことと「光を反射しやすい」という

特徴を持っていることから、弊社では「白」を外壁と内装のメインカラーとして使用しています。

熱を吸収しにくい「白」を外壁に使えば、家の中が暑くなりにくいし、

光を反射しやすい「白」を室内の壁と天井に使えば、

光が家全体に拡散しやすく家が明るくなりやすいからです。

とはいえ、ただ単に「白」を外壁に使えばそれだけで快適性が増すわけではなく、

それに加えて良い断熱材を使うという合わせ技が大事なように、

室内とて、ただ単に「白」をメインに使えばそれだけで家が明るくなるわけではないので、

今回は、どんな土地でも明るい家を実現するための合わせ技についてお伝えしつつ、

最後に内装を「白」でまとめているもう1つの理由についてお伝えしていきたいと思います。


カーテンがいらない家にする

壁や天井で光を拡散するためには、そもそも家の中に光を入れないといけません。

そのため、窓をつくるわけですが、設計の時に熟考しないといけないのがこの窓のつくり方です。

というのも、闇雲に窓をたくさんつくってもカーテンがセットになって

ひっついてくるような窓ばかりでは、充分な光が家の中に入ってこないからです。

そのため、弊社では基本カーテンがいらない窓しかつくらないようにしているのですが、

この合わせ技をやった結果、たっぷりと室内に光が入ってくると同時に、

窓の数が減りその分コストが削減出来るし、

さらにカーテンもいらないので、もっとコストを削減することが出来ます。

また昼間から照明をつける必要もなくなるので、高騰していく電気代も削減することが出来ます。
(曇りの日でも必要ないレベルです)


ハイサッシを使う

そして、窓に関するもう1つの工夫は、

光をたっぷりと採り込みたい窓は天井まで高さがあるサイズのものを使うということです。

つまり、一般的に使われている窓の高さは2mですが、

2mは使わず天井と同じ高さの2m40cmを使うということですね。

わずかこれだけのことですが、これだけでも窓から入ってくる光の量が格段に変わります。

ということで、カーテンがいらない窓にしつつメインで光を入れる窓をハイサッシにする、

という合わせ技をすることで、「白」による光の拡散効果を最大限に高めているというわけですね。

では最後に、「白」を内装のメインカラーとして使っている理由、

もっと言うと内装をシンプルにしている理由についてお伝えしていきたいと思います。


内装をシンプルにする理由

それは、いざ生活しだすと、家の中がたくさんの色で氾濫することになるからです。

つまり、ただでさえいろんな色で氾濫することになるのに、

その下地となる内装にまで色をたくさん使い過ぎてしまうと、

家の中がゴチャゴチャし過ぎてリラックスした状態で過ごしにくくなってしまうからですね。

そのため、弊社では基本壁と天井の色を「白」にすると共に、室内ドアの色も「白」にし、

かつ、そのほかの様々な部材も「白」にしているというわけですね。

いわば、家具や雑貨、そして生活用品などがそこに加わることを前提として

家をコーディネイトしているという感じでしょうか。

確かに、白を基調とした色をほとんど使っていない室内は、

なんだか病院を連想させそうだし、味気なく物足りない感じがしてしまうかもしれません。


さいごに

大切なことは、全てのアイテムが揃った時、その空間がどうなるかじゃないかな?

と個人的には思っています。

ですので、これから家を建てようとお考えの方は、

こういった考え方があることもぜひ知っておいていただければと思います!

あなたの大切な時間を割き、お読み頂きましてありがとうございました!