SIMPLE NOTE 小松スタジオ

2022.08.16

【太陽光発電】電気料金の今後を考える

【太陽光発電】電気料金の今後を考える

こんにちは!

お盆休みも明けて、本日より通常営業となっております。

お盆が明けると涼しくなるイメージがありますが…まぁ~、そんなことはありませんね汗

お墓参りに行って蚊に刺されまくった マルキ です。

今回は、電気料金の今後について考えてみたいと思います。

電気は生活に不可欠なライフラインだけに、毎月の電気料金はできるだけ抑えたいもの。

近年の夏は、とーーーっても暑いので、エアコンの運転も欠かせなくなってきています。

高騰する電気料金への対策として、何をすればいいのでしょうか?


値上がりし続ける電気料金

東日本大震災をきっかけに、国内の原子力発電所は一斉にストップ。

そのため、火力発電比率が高まり、

発電に必要なLNG(液化天然ガス)や、石炭などの燃料費が増大しました。

また、それと同時に、太陽光発電を代表とする再生可能エネルギーの普及が進み、

再エネ賦課金が導入されたことで、電気料金が上昇しました。

そして今後、脱炭素の流れが進むことで、

さらに再生可能エネルギー比率が高まることが予想されることから、

電気料金は引き続き値上がりの一途をたどると言われています。

その上昇率は、なんと!年間3%ずつだとか…汗

家計にとって電気代がかさむことは、かなりの痛手になりますよね。


24年後の電気代は…

つまり、この上昇率を維持したままだと、

電気料金は24年後には、ざっと現在の2倍になるということです。

仮に現在の電気代が約10,000円だとしたら、24年後は、同じ条件で電気を使った場合、

電気代が約20,000円になります。

家計にどれほどの痛手となっていくのか、計算してみました。

10,000円×1.03=10,300円(1年後)
10,300円×1.03=10,609円(2年後)
10,609円×1.03=10,927円(3年後)
10,927円×1.03=11,255円(4年後)
11,255円×1.03=11,593円(5年後)
11,593円×1.03=11,940円(6年後)
11,940円×1.03=12,299円(7年後)
12,299円×1.03=12,668円(8年後)
12,668円×1.03=13,048円(9年後)
13,048円×1.03=13,439円(10年後)
~途中(11年後~20年後)省略~
18,061円×1.03=18,603円(21年後)
18,603円×1.03=19,161円(22年後)
19,161円×1.03=19,736円(23年後)
19,736円×1.03=20,328円(24年後)

もし、本当にこうなるんだとしたら…

この積み重ねは将来の暮らしをかなり圧迫しかねません!

家づくりをする時には、そうなる将来に対して何らかの対策をしなくてはいけません。


太陽光発電の賛否両論

高騰する電気料金への対策として、もっとも争点となるのが、

太陽光発電を設置するか否かということです。

ネガティブな意見を挙げてみると…

■買取金額が下がって元が取れないからダメ

■パワコンが途中で壊れてその交換代がいるからダメ

■産業廃棄物だから廃棄処分に莫大な費用がかかるからダメ

なんて言われていますよね。

また、四季があり雨も多い日本は、そもそも太陽光発電に適した国じゃないという意見もあるし、

発電しない夜の電気料金を賄うには、蓄電池が必要なのですが、

それも、まだまだ費用が高く、かつスペックも発展途上状態なので、

そういったことも設置に後ろ向きになってしまう、意見であることも事実です。


個人的な見解としては…


というわけで、ここからは個人的な意見をお伝えしていきたいと思います。

ズバリ、太陽光発電設置には賛成です!

その理由は、とっても単純で、冒頭でお伝えさせていただいた通り、

「確実に電気料金が上がっていく」からです。

つまり、太陽光発電設置に投資した費用を、買取金額の収入で回収していくという考えじゃなく、

高騰していく電気を買わないようにするために、太陽光発電の設置をオススメしているというわけですね。

蓄電池に関しては、現在はまだなんとも言えませんが、将来的には設置する方が増えると思います。

太陽光発電は夜100%発電しないので、蓄電池が必要なのは明らかですからね。

昼も夜も、自給自足で暮らしていければ、

生涯ずっとランニングコストとなる電気料金に一喜一憂する必要もなくなるし、

地震や災害などで停電になった時も、あたふたする必要もなくなるというわけですね!


さいごに

近年、多発している自然災害や、今後の電気料金の高騰に備えるため、

そして大地震が起こった時のライフライン停止による混乱に備えるためにも、

ぜひ前向きに太陽光発電の設置を検討いただければと思います。

現在は初期費用なしで設置出来るので、廃棄問題や気候的な問題に対する賛否両論、

様々な意見はあるとは思いますが、個人的には設置しておいた方がいいと思っているので、

一つの意見として参考にしてもらえたらと思います!