【家の大きさ】固定概念に縛られない家づくり
こんにちは!
いつの間にか10月が始まってますね~。
毎年歳を重ねるごとに、月日の流れが早くなっているように感じます。
昨日からスタートした朝ドラ「舞いあがれ!」に期待しかない マルキ です。
今回は、お家を建てる際の「大きさ」についてお話しようと思います。
一般的には35~40坪ぐらいが、家の適切な大きさとして認知されています。
そして、実際それぐらいの大きさのお家がたくさん建っているので、
自分自身もそれぐらいの大きさの家を、建てようとお考えになると思います。
しかし、実際のところはそこまで面積はいらなかったりするのです…!
36坪の家の間取りを分解してみる
現在建てられているお家の多くは、1階と2階の大きさがほぼ等しい2階建てのお家です。
となると、このお家の1階と2階はそれぞれ18坪ずつということになり、
これを帖数に換算すると、36帖ずつということになります。
【36帖の1階を分解】
■玄関&ホール:2帖
■玄関土間収納:3帖
■LDK:16帖
■和室:6帖
■収納:1帖
■洗面脱衣:3帖
■トイレ:1帖
■風呂:2帖
■階段:2帖(うち1帖階段下収納)
※リビング階段を前提
【36帖の2階を分解】
■階段:2帖
■廊下:3帖
■トイレ:1帖
■寝室:10帖
■ウォークインクローゼット:3帖
■子供部屋:6帖×2室
■クローゼット:1帖×2室
■書斎or納戸:3帖
ごく一般的には、こういった感じだと思います。
では、ここからもう少し深堀して、考えていってみたいと思います。
平屋という選択肢
仮にあなたが家を建てる土地が55坪以上あるとしたら、ずばり、そこには平屋を建てることが出来ます。
そして平屋を建てるとしたら、先程の中からいらなくなるものが出てきますよね?
階段・2階の廊下・2階のトイレです。
となると8帖分家が小さくなります!
また、すべての部屋と収納が1階にある平屋の場合、和室も必要ではなくなります。
自分たちの部屋をフル活用出来るため、わざわざ余分な部屋をつくる必要がなくなるからです。
子供たちのモノは子供部屋に片付ければいいし、自分たちのモノも寝室に片付ければいいし、
そうなればLDKをいつもキレイ状態で保ちやすく、来客をLDKに招くことが出来るからです。
ということで、和室の6畳も省くとすると、合計で14帖(7坪)省くことが出来ます。
つまり、2階建てという選択肢ではなく、平屋という選択肢にしてみただけで、
家の大きさは36坪から29坪まで縮んだということですね。
もちろん、なにかに不自由することもなければ、むしろ使い勝手が格段に良くなった上で、です。
すべての部屋と収納が同じフロアにあることによって、です。
となると、実は建築コストも安く納まりやすくなります。
仮に、36坪の2階建てが、坪60万円で建てられるとしたら、
建築費は2160万円になりますが、これが平屋となることによって坪単価が10万円上がったとしても、
建築費は2030万円になるわけですからね!
さいごに
一般的には、35~40坪ぐらいの家を建てることがごく当たり前となっていますが、
建てる家を「平屋」にすれば、ざっと計算しただけでも、7坪ぐらい小さくなるわけです。
もっと突き詰めて考えていけば、さらに3~5坪ぐらい小さくしても、全然問題なかったりします。
そして、そうなるとさらに建築コストを抑えることが出来ます!
ですので、居住性という観点でも、そして経済性という観点でも、
これからの暮らしの質を高めたいとお考えであれば、家の大きさの固定概念に縛られることなく
家づくりをしていただければと思います!
あなたの大切な時間を割き、お読み頂きましてありがとうございました!