【窓のつくり方】数とコストと管理のしやすさと
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こんにちは!
昨日は息子の入園式に参加したあと、芦城公園へお花見に!
平日でしたが、天気が良かったのでたくさんの人たちで賑わってました。
出店で購入した、はしまきが美味しかった~。
桜の季節はついつい気分がワクワクする マルキ です。
今回は、窓のつくり方についてのお話です。
「明るくて開放的で風通しの良い家にしたい」
という願いからついつい窓の数が多くなってしまうのですが、
窓が多くなれば、耐震性も悪くなるし、断熱性も悪くなるし、掃除場所も増えるし、
外壁も汚れやすくなるし、戸締りの心配も増えます。
そのため、窓のつくり過ぎで後から後悔しないために、今回は、窓をつくり過ぎた人が
どんな風に暮らしているのかをお伝えしたいと思います。
窓の数とコストと管理のしやすさと
![](https://simplenote-komatsu.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC_3669-scaled.jpg)
多くの方が家を建てる前は賃貸アパートかマンションに住まれているかと思いますが、
これらの住まいにはそもそも窓がそれほどありません。
おそらくベランダに出られる窓が1つか2つと、玄関脇の共用部分に面した窓が1つの、
計2つか3つといったところでしょうか。
ですので、賃貸住宅では、窓の管理が全然大変ではありません。
一方で、家を建てると窓の数が一気に増えます。
賃貸では2方向しか窓がなかったのに対し、東西南北4方向全てに窓が出来るし、
かつ、それが1・2階両方となるからです。
また、防犯性や意匠性を考慮してか、小さなデザイン窓をたくさん使うので、
なおのこと窓だらけになってしまいます。
ということで、これまで2、3ヶ所だった窓が一気に20ヶ所以上になってしまうというわけです。
下手したら30ヶ所ぐらいある家もあります…汗
そして、最初のうちは風通しを良くするために、こまめに窓を開けたりするのですが、
これが新たな心配事を発生させます。
「あれっ?あの窓閉めたかしら?」
「あれっ?あの窓鍵かけたかしら?」
という心配事を…!
そして、いつの間にか窓を開けなくなっていきます。
開けてしまうと、いつも閉めたかどうかが気になるからです。
そして、いつしか決まった窓しか開けなくなってしまいます。
それどころか、開けない窓はカーテンも閉まったままになり、
光すら入ってこなくなっているかもしれません。
管理出来る範囲でつくる
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この事実から言えることは、窓はやみくもに増やすべきではないということです。
増えたら増えた分だけ管理が行き届かなくなり、する必要のない心配事が増えるからです。
また、冒頭でもお伝えしたように、確実に耐震性も悪くなるし、確実に断熱性も悪くなるし、
確実に家も汚れやすくなるし、確実に掃除の手間も増えるからです。
そして、窓が増えれば、それに反比例するかのように収納も減ってしまいます。
窓が増えるということはイコール家の壁が減ることであり、
家の壁が減れば、設置出来る棚の範囲が少なくなるからです。
その結果、思っていたよりもモノが置けず収納の中に所狭しと、
ギュウギュウ詰めにモノを詰め込まざるを得なくなり、どこに何があるのか分からなくなってしまいます。
つまり、収納までも管理しにくくなってしまうというわけですね。
さいごに
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ということで、これから家を建てるあなたは、明るさや開放感にこだわるあまり
窓のつくり過ぎないように注意しつつ家づくりをしていただければと思います。
窓を厳選してつくればその分コストも落ちるわけですからね!
あなたの大切な時間を割き、お読み頂きましてありがとうございました!