【窓の必要性】窓が多い家ほど明るいって本当?

こんにちは!
11月29日、「いい肉の日」ですね!
むかしは苦手で全然食べなかったお肉でしたが…最近はとっても大好きになりました!
好きな焼肉の部位は「ハラミ」な マルキ です。
今回はお家に必ず取り付ける「窓」についてのお話です。
多くの方が、
「窓が多い家ほど明るい」
「窓が大きい家ほど明るい」
と考えがちですが、実際は大して相関関係はありません!
理由は、窓をたくさんつくっても、また、窓を大きくしても、そこにカーテンをつけることで、
そこから入ってくる光を閉ざしてしまうからです。
窓の数を減らしたとしても、また、それらの窓がそれほど大きくなくても、
カーテンがいらない窓さえつくることが出来れば、日中ずっと自然光だけで、過ごすことが出来る家になります。
せっかくお家を建てるのであれば、そんな窓を設けたお家に住みたいですよね!
部屋に2つの窓は必要?

また、窓が少なくなればその分コストカットも出来るし、断熱性と耐震性が高くなり、かつ外壁が汚れる原因が減り、
なにより窓掃除の手間を減らすことが出来ます。
一般的に寝室や子供部屋には、2か所窓を設置します。
理屈としては、2か所窓があれば風が通るからと、2か所窓がないと部屋が暗いような気がするからだと思います。
しかし、4面ある部屋の壁のうち、2面に窓をつくってしまった場合、部屋に十分な壁がなくなってしまいます。
残りの2面もクローゼットのドアと部屋への入り口のドアによって壁がなくなっているからです。
その結果、家具をどこに置くか、エアコンをどこにつけるか、換気扇をどこにつけるか、
コンセントをどこにつけるか、などに頭を悩ますことになります。
つまり、壁が少なくなればなるほど、その後の詳細打ち合わせが難しくなってしまうというわけですね。
2つの解決策

では、この解決策を考えてみましょう。
【解決策①】部屋を大きくすること。
部屋の面積を広げれば、その分、壁面積も広がるからです。
しかし、この方法はコストが上がってしまうというデメリットがあります。
仮に、1.5帖広げたとしたら、ざっと45万円ぐらいは高くなってしまうという感じですね。
【解決策②】窓の本数を1本にすること。
そうすれば4つの面のうち1つは、全て壁になるからです。
これだけで、ずいぶんと打ち合わせがしやすくなると思うし、
窓が減った分、家のコストを下げることが出来ます。
ただし、この場合、家の中が暗くなるんじゃないか?
という不安と、風が通らなくなるんじゃないか?
という不安が頭をよぎると思うので、この2つを解決しないといけません。
家の中を暗くしてしまわないためには、カーテンがいらない窓にするということですね。
では、風通しに関しては、どのように考えればいいのでしょう?
これに関しては、窓を開けて換気をする時の状況を、頭に思い浮かべてみてください。
換気をする時、あなたは部屋のドアを締め切ったままでするでしょうか?
おそらく、室内のドアも全部オープンにして、家全体で風が通るように換気するのではないでしょうか?
また、四季がある日本では、季節によっては窓だけでは十分な換気が出来ないことから、
24時間換気システムが義務化されており、その結果、窓を開けて換気しなくても、
必然的に家の空気が入れ替わるようになっています。
というわけで、風通しに関して、そこまで神経質になる必要はないと思います。
さいごに

このほか、収納にも本当に窓が必要なのかどうかをよく考えるべきです。
北以外の方角に窓をつくれば、日光で日焼けしてしまうかもしれないし、
窓をつくればその分壁が減ってしまうので、それに連動して収納力も減ってしまうからです。
これらはあくまで個人的な意見なので、ほどほどに参考にしてもらえたらと思います!
あくまで大事なことは、カーテンありきの窓をつくらないということ、
そしていらない窓はつくらないことなので、その点は覚えておいてくださいね!
あなたの大切な時間を割き、お読み頂きましてありがとうございました!