SIMPLE NOTE 小松スタジオ

2022.08.19

【資産形成】プロが進めるお金の増やし方~貯金・保険・投資~

【資産形成】プロが進めるお金の増やし方~貯金・保険・投資~

こんにちは!

今日は8月19日。高校のバレーボール部を舞台にした人気テレビアニメ「ハイキュー!!」の日ですね!

「烏野高校 VS 白鳥沢学園高校」第4話「月の輪」のツッキー覚醒シーンが超大好きな マルキ です。

今回は、資産形成についてのお話です。

資産形成ときくと、投資でお金を増やしていくものというイメージがあるかもしれません。

難しい話は分からないし…大きなリスクは怖いし…と、ついつい考えるのを後回しにしていませんか?

「いつかやろう」と後回しにすると結局始めないので、やる気があるならこの機会に実践していきましょう!


「銀行への預金」ではなく「積立投資」へ

いま巷では資産形成が必要だと言われていますが、

その理由は、大きく分けると以下の2つに集約されています。

■理由① 勤労収入が減る一方で私たちの負担は増えていること

■理由② 銀行に預金していても全くお金が増えないこと

そんなわけで、これから家を建てる方はもちろん、

誰もがコツコツと資産形成をしていく必要があるというわけですね。

「銀行への預金」ではなく、「積立投資」という手段を使ってです。

今回は、この2つの理由についてもう少し深くお伝えした上で、

具体的にどうすべきかについて考えていきたいと思います!


現在の日本の状況

現在、残念ながら日本はアメリカのように、右肩上がりで経済が成長しておらず、

結果、給料が全くと言っていいほど上がっていません。

実際、国税庁が発表している「民間給与実態統計調査書」によると、

サラリーマンの平均給与は、1997年の467万円をピークに下降の一途をたどり、

2018年では441万円まで下がっています。

一方で昨年財務省が発表した国民負担率は、

(税金、年金、健康保険などの社会保険料の負担の割合)

44.6%と過去最高水準となっており、恐ろしいことにこの数値は年々更新されていっています。

その上、消費税も増税されたため、社会保険に加えて日々の生活の負担も確実に重くなってきていますからね。

このように、家計の収支バランスは年々悪化していっており、

可処分所得(自分たちが自由に使えるお金)がどんどん減っていっているという状況が現在の日本です。


「貯蓄=銀行」という選択肢

そして、経済が成長していないことで、引き起こっていることが銀行の預金金利の低下です。

おそらく銀行にお金を預けていても、全く増えないことは皆さんもご存知かと思います。

では、具体的な話をしてみましょう。

リーマンショック前の2007年12月の定期預金金利は0.4%、普通預金金利は0.198% だったのに対して、

現在の定期預金金利は0.002%、普通預金金利は0.001%となっており、

現在、銀行に1000万円貯金したとしても、金利が高い方の定期預金でさえ、

年間でわずか200円しかお金が増えない(そこから税金が引かれるので実際は160円)という状況ですね。

しかし、皆さん。分かっていながらその手段を選択しているのは、「貯蓄=銀行」という選択肢しか知らないから、

あるいは「増えないけど、減りもしないからいいや~」というマインドではないでしょうか?


2つの積立投資

そんなこんなで、私たちは生活していくために、共働きをし続けるという選択肢を取るしかないわけですが、

この考え方には、仮に健康や介護などを理由に、どちらか一方が労働から離脱するようなことになれば、

その状況は、すぐに一変してしまいます。

そのため、銀行への預金一択ではなく、保険というリスクヘッジもうまく使いつつ、

同時に「積立投資」をしていくべきだというのが個人的な意見です。

そして「積立投資」をするにあたり、その手段として選ぶべきことが2つあります。

この2つはかなり重要なので、可能ならば夫婦そろってやり続けることをおすすめします。

■①個人型確定拠出年金iDeCo

奥さんも扶養の範囲をはみ出して働いているとしたら、夫婦そろって加入していただくといいと思います。

理由は、積立によって年金の上乗せ分が貯まっていくため、間違いなく老後資金の足しになること、

そして、積立資金が全額所得控除の対象になることです。

つまり、年末調整で返ってくるお金が増えるということですね。

■②つみたてNISA

これには問答無用で夫婦そろって加入すべだと思っています。

出来れば夫婦それぞれ毎月33,333円ずつ、です。

理由は、ドルコスト平均法による積立投資は、年度によるものの毎年平均8%ずつお金が増えていっており、

その結果「つみたてNISA」が満期になる20年後には、

預けたお金が2倍~3倍ほどになっている可能性が高いからです。

つまり、20年間で満額800万円を預けることが出来れば、

その資金が1600万円~2400万円になるかもしれないというわけですね!

そう考えると、銀行預金並みに全くお金が増えない「学資保険」にお金を預けることも馬鹿らしいと思いませんか?

奨学金というローンを子供たちに背負わせる必要だってなくなるかもしれないですからね。


さいごに

結論を申し上げると、まずは可能な限り夫婦そろって働き続けること。

そして、その上で先程お伝えした、2つの積立投資を夫婦そろってやり続けること。

この2つがこれからの時代には、必要不可欠だというのが個人的な意見です。

そして、これを実現するために、無駄な保険は見直すべきですし、

保険以外の固定費も可能な限り抑えるべきかと思います。

あなたの大切な時間を割き、お読み頂きましてありがとうございました!