SIMPLE NOTE 小松スタジオ

2024.02.06

【資金計画】メンテ費用も織り込んで考える

【資金計画】メンテ費用も織り込んで考える

こんにちは!

本日2月6日は「ブログの日」だそうですね。

個人的には2012年から「ブログ」なるものを始めたので、もう12年も経ってしまいました…汗

毎日コツコツとブログを発信されている方は、本当に尊敬いたします!!

地道にコツコツ取り組む事は、けっこう好きな マルキ です。

さて、品質が良いものを良い状態で長く使い続けるためには、

定期的にメンテナンスをしなければいけないのですが、

もちろんそのためにはその費用を積み立てていかないといけません。

良いものの維持管理には、それなりにコストがかかるからです。


毎月4万円の積立

家を良い状態で維持していくためには、出来れば働いてお金を稼いでいる間毎月4万円維持管理費用として

積立していくことをオススメしています。

では、その根拠をあなたの年齢が現在35歳で70歳まで働き90歳までその家に住み続けると仮定して

試算してみましょう。

35年×12ヶ月×4万円=1680万円

まずはこれが維持管理のために積み立てていって欲しい費用なのですが、

では、リアルに必要となるであろう工事とその費用をここから出していってみますね。

■15年ごとに必要となる外壁の塗り替え
→これには足場費用も含めると、150万円~200万円ほどのコストが都度必要となります。
そのため、生涯で3回必要だとしたら、450万円~600万円必要だということになります。

■20年ごとに必要となる水回りの入れ替えに伴う簡単なリフォーム
→これには都度250万円~300万円必要になると思われます。
そのため、2回この工事が必要だとしたら500万円~600万円必要だということになります。

いかがですか?

この2つを合わせると、この時点で950万円~1200万円もの費用が

必要だということになるのですが、実はもう1つ必要となる費用があるのをご存知でしょうか?

それは、家電の買い替えコストです。

冷蔵庫や洗濯機といったハイコストなものが10年ごとに壊れるだけじゃなく、

オール電化住宅なら給湯器というハイコストなものまで10年ごとに壊れるでしょうからね。

では、これらには一体どれくらいの費用を準備していくべきなのでしょうか?

冷蔵庫を30万円、

洗濯機を20万円、

給湯器を40万円、

その他諸々の家電を10万円だとして、これらを10年ごとに買い換えるとしたら、

5回は回転することになるので、500万円ほど必要になりますよね。

そのため、これも先程の費用にプラスして考えてもらえたらと思います。

つまり、1450万円~1700万円は家を維持管理していくためには

かかると思っていただいた方がいいというわけですね。


さいごに

最後の話は、これから家を建てる方は知っておきたいものの、

私も含めてあまり目を向けたくない嫌な現実だと思います。

しかし、価値ある資産を持つということはその維持管理のために

多額の費用がかかるということでもあるので、

この現実をご理解いただいた上で家づくりに進んでいただけたらと思います。

ということで、資金計画時にはランニングコストの積み立て費用も忘れず組み込むようにしてくださいね!

あなたの大切な時間を割き、お読み頂きましてありがとうございました!