【資金計画】家づくりを失敗させる「視野の狭窄」
こんにちは!
本日、11月14日 は「いい石の日」だそうですね。
「いい(11)石(14)」の語呂合わせと、石工職人が尊ぶ聖徳太子の命日であるこの日を
「太子講」としていたことから、この日が制定されたそうで。
実は私、小学生のときから密かに石が好きで、山や海に行っては様々な石を拾っていました(笑)
石との出会いは、ある意味神秘的ですよね…!
最近、アメジストドームを購入するか迷っている マルキ です。
さて、土地を探してみると実感するのですが、便利な街中や津波を避けた安全な地域で土地を買うとなると
少なくとも1000万円以上はするし、
木材をはじめとした原材料費の高騰によって建築費もずいぶんと高くなっているので、
みんなと同じような選択をしていては、ほぼ確実にこうなってしまいます。
ということで今回は、もう少し予算のことや家づくりについて
冷静に考えていただくための知識をお伝えしていきたいと思います。
家づくりの魔力
まず、予算を決める時に考えてもらいたいことが、
家だけにそれだけの予算を使っていいのかということです。
つまり、その予算を減らした場合、他にどんなことに使えるのかを考えてみるということですね。
例えば、住みたい地域で土地を買って家を建てると、総予算が4000万円になるとした場合、
そのままでゴーするという選択だけじゃなく、
なんとか500万円減らしてそれを別のことに使えないかを真剣に考えてみるということですね。
この場合、住宅ローン金利も合わせると600万円ほど予算が削減出来るわけですが、
そうなると35年ローンで考えた場合、年ベースだと171,428円浮くことになるし、
月ベースだと14,285円返済が低くなるということになります。
となると、そのお金を家族旅行に使えないかとか、つみたてNISAに回せないかといった
選択肢が生まれることになります。
あるいは、自らのスキルアップのためや健康のための自己投資に回す、といった選択肢も出来ますよね。
旅行に至っては、非日常を体験することによって
心に豊かさと新しい価値観を手に入れことが出来るでしょうし、いつまでも思い出として残りますよね。
つみたてNISAに関しても、右肩上がりで経済が成長していく資本主義社会の仕組みに
乗っかることによって効果的にお金を増やしていくということなので、
経済的なゆとりを得るためには誰もが乗っかるべき制度ですからね。
自己投資に関しても、老後資金への不安を払拭するためには
働き続けられる年齢を延ばすことが一番いい答えなので、
そう考えると健康やスキルアップには常にお金や時間を投資すべきだというのが個人的な考え方です。
ということで、みんながそうしているからといって自分も同じように家づくりをするのではなく、
一旦立ち止まって他の選択肢もテーブルの上に並べた上で、
どうすることがベターなのかを真剣に考えてもらいたいと思っている次第であります。
なんせ家づくりの魔力は、それぐらいみんなを「視野の狭窄」に陥れてしまい、
冷静な判断を出来なくさせてしまうことですからね。
いいお金の使い方をする
そして、家づくりをする時に前向きの取り入れてみた方がいいかなと思っていることがもう1つ。
それは、住宅会社だけの話を聞くだけじゃなく、お金の専門家の話も聞いてみるということです。
住宅会社だけに相談したら、確実に家にお金をかける方向になってしまうからです。
お越しくださったお客様にお話をお伺いしていると、
借り入れ限度いっぱいまで予算を釣り上げる住宅会社も決して少なくなさそうですからね。
そのため、お金のプロであるファイナンシャルプランナーさんに相談するという選択肢も
全然とっていいんじゃないかと思っています。
たとえ、その相談料に数万円~数十万円かかったとしても、良い提案をしてくれる方であれば、
その100倍以上のリターンをきっとあなたにもたらしてくれるでしょうからね。
さいごに
目先の出費は手痛いかもしれませんが、
よく分からないまま家づくりを進めて後からお金のことで苦労するよりは、
そうすることで未然に失敗を防げた方が絶対にいいというのが個人的な考え方なので、
家づくりをするにあたりお金のことが不安であるなら
一つの選択肢として覚えておいてもらえたらと思います。
あなたの大切な時間を割き、お読み頂きましてありがとうございました!