SIMPLE NOTE 小松スタジオ

2025.03.04

【「平屋」にしたいとお考えの方】土地・建物の予算の出し方1

【「平屋」にしたいとお考えの方】土地・建物の予算の出し方1

こんにちは!

気が付けば3月となっておりました…汗

雪が積もる心配ももうないかなぁ…?北陸の冬ですので、ちょっとまだ油断はできませんよね!

そして昨日はひな祭りだったので、ひなあられを食べました。

ふわっと軽い食感で、ついついパクパクとたくさん食べてしまった マルキ です。

さて、家を建てるにあたり、誰もが不安になることが予算のことではないでしょうか。

とりわけ、現在はインフレと円安によって建築費はもちろん土地代や外構代までも値上がりしており

全部でどれくらいかかりそうなのかがより分かりにくくなっていますからね。

ということで今回は、建築費や土地代がどれくらいになりそうなのかを

ある程度把握していただくためにいくつか質問をさせていただきたいと考えています。

最初の質問は「平屋」と「2階建て」ならどちらにしたいのかということです。

どちらにするかによって目安となる土地の広さが変わってくるからです。

そして、それに続いてお聞きしていきたいことが

どれくらいの面積になりそうなのかを把握するための質問です。

仮に平屋にするにしても建築面積が30坪ぐらいでいい方と40坪ぐらいになりそうな方とでは、

単純に必要な土地の広さが10坪違ってくるわけですからね。

また、2階建ての場合でも1階に持ってくる部屋の数によって

1階部分の面積が違ってくるため、それに伴って必要な土地の広さも違ってきますからね。


「平屋」にしたいとお考えの方

では、ここからは一つ一つの場所にそれぞれどれくらいの広さが必要なのかについて

お聞きしていきたいと思います。

これが分かれば家の広さが分かると同時に必要な土地の広さも必然的に分かるようになるので、

なんとなくのイメージでいいのでお答えいただければと思います。

まず玄関。

家の顔となるこの場所は最小限でいいとお考えなのか、

少し広めがいいとお考えなのかで少し広さが違ってきます。

最小限なら2帖。少し広めなら3帖。

といったところでしょうか。

続いて玄関土間収納。

いわゆるシューズクローゼットですね。

ここの広さは何を置くのかで違ってきます。

例えば、ここには基本靴しか置かないというのであれば1帖もあれば充分だと思います。

しかし、靴に加えてキャンプ用品や冬物の服や仕事着などを置きたいとお考えであれば

2帖もしくは3帖必要となってきます。

では、続いてLDK(リビングダイニングキッチン)です。

この広さを算出するにあたって最初にお聞きしたいことが食卓テーブルとキッチンの関係性です。

というのも、キッチンの正面に食卓テーブルを並べるのと

キッチンの横に食卓テーブルを並べるのでは、後者の方がより広いLDKが必要だからです。

また、食卓テーブルのサイズをどうするのかと、どんなタイプのソファーを置くのかなども

LDKの広さに大きな影響を及ぼします。

4人掛けのテーブルと6人掛けのテーブルではテーブルの奥行きが全く違うし、

ソファーなんかも形やサイズによって占領するスペースが全く違ってきますからね。

ゆえ、これらを考慮しながらLDK の広さの目安を算出します。

食卓テーブルがキッチンの正面かつ4~6人掛け食卓テーブル、

かつI型の3人掛けソファーなら16帖あれば充分で、

食卓テーブルがキッチン横並びかつ4~6人掛け食卓テーブル、

かつI型のソファーなら18帖、L型の大型ソファーなら20帖欲しいかな?

といったところでしょうか。

続いて、水回りについて。

・トイレは1つでいいでしょうか、それとも2つ必要でしょうか。
・洗面台の広さにこだわりがあるでしょうか。
・洗濯物は基本外干し派でしょうか、それとも室内干し派でしょうか、
 それとも乾燥機で乾かす派でしょうか。
・お風呂の広さにこだわりがあるでしょうか。

これらが水回りに対する質問です。

ちなみにトイレは1箇所につき1帖。

洗面台は普通サイズなら1帖。

2ボウルが良い、あるいは広めがいいという方は2帖。

脱衣室に関しては、室内干し派の方なら3帖。

外干し派と乾燥派の方なら2帖。

お風呂はこだわりがない方は1帖。

広さにこだわりがある方は1.25帖。

といった感じですね。


さいごに

ここまでなんとなくお答えいただけましたか?

本当はこのまま最後までお聞きしていきたいところですが、

だいぶと記事が長くなりそうなので、続きは次回に持ち越したいと思います!

ということ次回は…

・部屋の数と広さについて

次々回以降に、

・収納について
・中庭の有無について

ご質問させていただこうと思っているので、次回、次々回までに少し考えておいてくださいね!

あなたの大切な時間を割き、お読み頂きましてありがとうございました!