【マイホーム購入③】資金計画の第三段階
こんにちは!
今日は阪神・淡路大震災から30年を迎える日ですね。
戦後最大の都市型災害と言われ、多くの教訓を残しました。
昨年の元日には能登半島地震が発生し、地震の恐ろしさを身をもって体験しました。
震災の記憶を風化させず、これからも防災意識を高めようと思います。 マルキ です。
さて、総予算を算出しそこからもろもろの経費を引けば、
土地、家、外構にかけられるトータル予算が出るわけですが、
ここからの振り分けに関してはあなたがどんな家を建てたいのか、
そしてどこに住みたいかによって全く違ってきます。
例えば、土地の価格が500万円の地域と1000万円の地域とでは、
単純に家と外構にかけられる予算が500万円違ってくるし、
家の面積が30坪の方と40坪の方では家の価格が500万円ほど違ってくるため。
土地にかけられる予算が500万円違ってくることになります。
ゆえ、住みたいとお考えの地域やどんな家にしたいのかなどを考慮しながら、
土地、家、外構それぞれに予算を振り分けていくという作業を行っていきます。
では、仮に総予算が3800万円でもろもろの経費が300万円だと仮定して、
残りの3500万円を土地、家、外構にそれぞれ振り分けするとなった場合、
弊社ではどのようにしているのかについてお伝えしていきたいと思います。
予算の振り分け方法
予算を振り分けるにあたって最初にお聞きすることが「どんな家を建てたいのか?」ということです。
平屋にしたいのか?2階建てにしたいのか?
家の広さはどれくらいになりそうなのか?
によって、探すべき土地の広さが違ってくるからです。
例えば、どうしても平屋が建てたいとして必要なものをお聞きしていく限り
総施工面積が30坪ぐらいでおさまりそうだとしたら、55坪前後の土地を探していくといった感じです。
あるいは土地価格が高そうな地域であれば土地面積を少しでも抑えるために
一部を2階部分に持ってくることによって1階部分の面積を抑えるという感じですね。
仮に1階部分が20坪ぐらいでおさまりそうなのであれば、
45坪前後の土地を探していくといった感じですね。
ここまで分かれば家の予算が大体見えてくるので、予算の振り分けが出来るようになります。
仮に総施工面積30坪の平屋の価格が2500万円ぐらいになりそうだとしたら
残り1000万円で土地を買い外構工事をすることになるので、
土地に費やす予算が900万円前後、外構に費やす予算が100万円前後、といった感じですね。
そして、土地の相場が20万円ほどする地域だと、
55坪で探すと1100万円となり、200万円ほど予算オーバーしてしまうので、
200万円予算を絞りながら土地探しをするといった感じです。
南向きの土地をあえて外す、とか日当たりに少々難がありそうな土地に絞って探す、とか
新規分譲地ではない土地を探す、など近隣に比べて価格が安く設定されていそうな土地を中心に。
外構に関しては、どんな家を建てるのかによって予算の枠組みが大きく違ってきますが、
弊社が建てる家は基本最低限の費用しか必要ありません。
間取りが分かりにくい弊社のお家は、プライバシーや防犯を担保するための余分な工事が一切必要ないし、
外観が美しいことから華美な外構工事をする必要もないからです。
さいごに
結論を申し上げると、予算の振り分けはどんな家を建てるのかによって違ってくるということなので、
まずは自分がどんな家に住みたいのかを明確にしていただき、
それに基づいて土地や外構の予算を決めていただければと思います。
といっても自分自身でここまでやり切るのはかなり至難の技だと思うので、
具体的に動き出す前に知っておきたいなぁという方は、いつでもご相談いただければと思います!
あなたの大切な時間を割き、お読み頂きましてありがとうございました!