SIMPLE NOTE 小松スタジオ

2023.10.10

【住宅ローン】最大のリスクヘッジとは?

【住宅ローン】最大のリスクヘッジとは?

こんにちは!

朝晩が急に冷え込むようになりましたね。

朝は半袖ではかなり寒くて、急いでクローゼットからカーディガンを取り出しました(笑)

こんな季節の変わり目って、ついつい体調を崩してしまいがちですが…

なんだか喉に違和感を感じている マルキ です。

さて、家という大きな買い物をする場合、借金をゼロにすることは不可能ですが、

なるべく減らすことを意識しつつ、ローン返済に並行して借りた利息以上のお金を生み出すなにかを

同時にした方がいいと個人的には考えています。

例えば、住みたい地域で土地を買って家を建てようと思えば、

銀行から4000万円お金を借りなければいけないとします。

この場合、おそらく800~1000万円ほど利息を払わなければいけないのですが、

仮に、何らかの方法によってその予算を1000万円圧縮出来れば、

単純に200~250万円も利息の支払いを圧縮することが出来ます。

実家に土地があってそれを使ってもいいとか、親御さんが土地を買ってくれたとか、

住むエリアを変更しつつ建てる家を小さくするなどの方法によってです。


利息を帳消しにする方法

そして、次に考えていただきたいことが利息を帳消しにする方法についてです。

まず考えられることは、自らの収入をアップさせる方法ですが、

それはスキルアップかもしれないし、転職かもしれないし、副業(複業)をすることかもしれません。

とにかく手段は人それぞれですが、どのみち子供の成長とともに出費は増えていくばかりなので、

これは誰もが真剣に考えるべきところですよね。

今後、消費税や所得税などの増税も十分考えられますし、社会保険料の負担も上がり続けていくため、

給料がそのままだと実質の手取りは下がっていくばかりですからね。

続いての方法が、節税によってお金を増やすということです。

例えば、あなたの年収が500万円だとしたら、所得税と住民税の税率はそれぞれ10%なのですが、

仮に個人型確定拠出年金「iDeCo」に毎月2万円積み立てていくとしたら、

今後年末調整によって毎年2.4万円所得税が返ってきて、翌年の住民税が2.4万円安くなるため、

年間で合計4.8万円お金が増えたということになります。

これに加えて、家を建てたら13年間は住宅ローン控除という節税制度の恩恵を受けられ、

もちろんこれは借入額によるものの、

大抵の場合、所得税は丸々返還で住民税もかなりの額が控除されます。

この他、「ふるさと納税」も所得控除の対象になりながら

住民税を納めた市町村からなんらかの返礼品もいただけるので、

iDeCo同様に前向きにやっていただくといいのではないでしょうか。

最後に、チャレンジしていただきたいことが、長期積立投資を行うということですね。

銀行への貯金ではなく投資信託をこれからずっと毎日・あるいは毎月買い続けていくということです。

仮に毎年2%ずつお金が増えていったとしたら、35年後には元本が約2倍に膨れ上がるし、

ここから得られるリターンは長期になればなるほど大きくなるので、

それを遥かに上回る可能性が高いでしょうからね。

ということで、家を建てるにあたり住宅ローンをたくさん組むのだとしたら、

以上の3つ全てに取り組んでいただきたいと思っている次第であります。

今後、土地の資産価値はそう大きく変化しないと思いますが、

家は建てた時が、一番評価(価値)が高く、以降、その価値は徐々に目減りしていき

35年後には価値がほぼゼロになってしまいます。

これに加えて家を維持管理していくための費用だって生きている限りずっとかかり続けます。


さいごに

家を建てるにあたっては、出来るだけ予算を減らす方法がないかを模索してみること、

そして、収入アップ、節税、積立投資に前向きに取り組むこと、

この2つを意識していただければと思います。

これらの合わせ技をやることで、家を建てた後も豊かに暮らし続けていきましょう!

あなたの大切な時間を割き、お読み頂きましてありがとうございました!