SIMPLE NOTE 小松スタジオ

2022.07.05

【家は資産or負債?】マイホームが負債にならないためにすべきコト

【家は資産or負債?】マイホームが負債にならないためにすべきコト

今回より、SIMPLE NOTEのブログを担当させていただきます マルキ です!

約1年ぶりに社会復帰しますので、今から変に緊張しています汗

また、Instagramの投稿も担当させていただきますので、お時間がございましたらぜひご覧ください!
(【instagram.com/simplenote_komatsu】にて検索くださいませ。)


今回は、「車や家にお金を使い過ぎてはいけない」というお話をしていきたいと思います。

私たち住宅会社がこのような話をすることに

違和感を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、

家づくりをきっかけに、お金の勉強も同時にしていただくことは、とっても大切なコトです。

車や家へのお金のかけ方について、ぜひ今一度考えてみてください!

「いい車」について考えてみる

石川県に在住の方は、一家に一台、もしくは一人一台、車を持っている方が多いかと思います。

田舎では車は生活必需品ですもんね。

自動車免許が無いと、就職も難しいのが現状です。

「車を持たない生活」なんてのは…ちょっと考えられませんよね汗


そこで、ちょっと「いい車」について考えてみます。

ここで言う「いい車」とは、

外国車や国産車に限らず、値段が高い車のことを指すのですが、

これから家を建てる方は、所得が少々高くても、共働きで少々家計にゆとりがっても、

「いい車に乗るべきではない」というのが個人的な意見です。


ズバリ理由は、社長や会社役員じゃない限り、

車を購入する費用は、自分の所得から支払うからです!
(社長や会社役員は自分の所得からではなく、会社のお金で車を購入します)

つまり、車にお金を使い過ぎるとその分、別のことにお金が使えなくなってしまうのです…!

マイホームを購入する場合ですと、設備機器の仕様ランクを下げてみたり、外構工事を削ってみたり…

せっかく念願のマイホームを購入したのに、そのような家づくりでは楽しめませんよね。


また、車体費用だけではなく維持費としてかかる

・ガソリン代
・保険代
・車検代
・修理代

社長や会社役員は全て会社の経費でまかなえますが、
(自分自身の懐を痛めることなく、いい車に乗ることが出来る!羨ましい!笑)

そうじゃない方は、これらも全て当たり前ですが、自腹で支払います。

家の次に高い固定費となる車には、家と同じようにお金を掛け過ぎないことをオススメしているのです。


とはいえ、いい車に乗っていることでテンションが上がって、

自身の仕事にも高いパフォーマンスをもたらしているという方もいると思うので、一概にダメだとも言えません!

私の主人がそのような性格でして、既婚者子持ちであっても、いまだにスポーツカーをブイブイ乗り回しております(笑)


ちなみに、同じ車に10年乗るとしたら、車体費用が600万円の車と300万円の車では、

300万円÷120ヶ月=毎月25,000円

自由に使えるお金が違ってくるということになりますよね?

資産でもあり負債でもある「家」

数年前に「老後2000万円問題」が話題となったように、老後資金がどの程度必要かは、誰もが関心のあるところ。

良くも悪くも多くの人に資産形成について、マジメに考えるきっかけを作ったことは間違いありません。


家を建てた後も、家の維持管理費用はもちろん、

それに加えてお子様の進学資金と自分たちの老後資金を、計画的に形成していかなくてはいけません。

そのためにはお金に対する基礎的な知識を、ぜひつけるべきです!


家や車は、豊かな暮らしを送るために、大切なものであることに間違いないです。

しかし、違った視点から考えると、これらは大切な資産ではあるものの、

これらそのものが直接的にお金を生んでくれるわけではないという風にも考えることが出来ます。

つまり「資産」であると同時に「負債」でもあるということですね。

個人的には可能な限り家や車にかけるお金を減らし、

その分、直接的にお金を増やしてくれる資産にお金を投じるべきだと考えています。


つまり、比較的小さい金額から行える「iDeCo」や「つみたてNISA」といった積立投資を

早いうちからすることによって、長期的にお金を増やしていくべきだということですね。


家は、建てると同時に、債務者にもしものことがあった時には家の借金が帳消しになる生命保険がかかるし、

住宅ローン控除によって多くの税金を還付してもらえるので、

建てるか建てないかで言うと、絶対に建てるべきだと思います!

しかし、貯蓄や積立投資に回す余裕がなくなるほど、家にお金を使い過ぎることは絶対に間違っています!

さいごに

家や車にお金を使い過ぎてしまうと、家をいい状態で維持していくためのメンテ費用や、

子供たちの教育資金、そして自らの老後資金に確実にその皺寄せがやってきてしまいます。

コロナ禍をきっかけに投資意識が高まり、実際に投資を始められた方も多いとききます。

平均寿命が伸び、「人生100年時代」とも呼ばれるこれからの時代を生きるためにも、

老後の資金をどのように形成するかが、重要な課題となっています。

あなたの大切な時間を割き、お読み頂きましてありがとうございました!