SIMPLE NOTE 小松スタジオ

2022.12.06

【家計の見直し】今後、どんな出費がどれくらい必要になるの?

【家計の見直し】今後、どんな出費がどれくらい必要になるの?

こんにちは!

先日、今冬の雪に備えてスタッドレスタイヤを交換しました。

今年は雪が多いなんて情報もあるので、やっぱり北陸の冬は油断できませんよね。

雪道の運転がとーーーっても苦手な マルキ です。

今回は、家づくりをはじめる前に、ぜひ考えておきたい「家計の見直し」を解説します。

お子さんが小学校に上がる前後のタイミングで多くの方が家を建てられますが、

この時、向き合って考えてもらいたいことが、

「今後、どんな出費がどれくらい必要になるのか」ということです!

それらを把握していないまま家づくりをしたら、確実に予算をかけ過ぎてしまい、

後から経済的に困窮するからです。


投資のピークは大学生時代にやってくる

例えば、子供たちをいい大学に行かせてやりたいと思うなら、

早ければ小学校から、遅くとも中学からそれなりに投資が必要になってくるし、

高校に入るとなおのこと投資が必要となってくるので、

それらの費用をどう捻出するかを今のうちから考えておかないと、後からものすごく困ったことになります。

中学・高校になれば、修学旅行費もいるし、カバンや靴、自転車代なども必要になるし、

それ以外でも洋服代やお小遣いもいりますからね。

そして、その投資のピークは大学の時にやってくるですが、

仮に県外の大学に進むとなれば、学費の他に家賃・生活費・電気・ガス・水道代などが必要となってくるので、

(※県内でも車を買ってやり、その維持費を払ってやらないといけません)

それこそコツコツとこの資金を準備していっておかないと、

たとえ夫婦そろって働いたとしても、

とてもじゃないけど所得だけでこれらの支払いをするのは難しいでしょうし、

学資保険を利用したとしても、充分な穴埋めは出来ないのではないでしょうか。


資産形成は長期で考える

また、家を建てるタイミングというよりも、

今すぐからやっていって欲しいのが、やがて働けなくなった時のための資産形成です。

年金支給がなくなることはないにせよ、働けなくなった後、

一体どれだけ年金がもらえるのか本当に未知数だからです。

また、事故や病気のせいで、思ったよりも早いうちから

働けなくなってしまう可能性だってゼロではないからです。

ですので、少々気が早いと感じるかもしれませんが、

個人的には、今のうちから長期的にコツコツと積立し、運用していくことが大事だと考えています。

資産運用は、長期になればなるほど複利効果によって爆発的にお金が増えていくわけですからね。

そこで、オススメなのが、以下の2つの制度を利用して、お金を積み立てていくことです。


■①iDeCo

こちらは個人型の確定拠出年金です。

分かりやすく言うと、会社に勤めている誰もが納めている国民年金と厚生年金に上乗せして、個人が納める年金です。

これがいい理由は、掛け金が全額控除の対象になるからです。

つまり、年末調整で納めた税金がいくらか返ってくるのですが、

例えば、年収が約500万円の人だと、所得税の税率が10%、住民税の税率も10%なので、

掛け金の20%が年末調整で返ってくるというわけですね。

言い換えるなら、この年金を積立ていくだけで、必然的に毎年20%ずつお金が増えていっているというイメージです。

運用によって増えるお金とは別で。


■②つみたてNISA

こちらは、先程の「iDeCo」とは違い、所得控除になるわけではないのですが、

投資・運用によって増えたお金に対してかかる約20%の税金が控除される制度です。

(iDeCoも同じく税金が控除されます)

そのため、これにも限度額いっぱいまで積み立てていくべきだと思っています。



この2つの制度には、ぜひ限度額いっぱいまで掛けていって欲しいと思っています!

(IDeCoが月23,000円、つみたてNISAが月33,000円なので、

夫婦揃って上限まで掛けるなら毎月112,000円となります)


さいごに

教育資金、老後資金についてお伝えさせていただいたのですが、

これに加えて旅行や遊びにいくための積立も、月2~3万円程度は必要だと思うので、

奥さんの給料には、ほぼほぼ手をつけない方がいいんじゃないかと思っていただけたのではないでしょうか?

ですので、家づくりをする時には、こういったまだ見ぬ費用のことまである程度想定した上で、

自分たちが毎月払っていくべき返済額を導き出してもらえたらと思います!

あなたの大切な時間を割き、お読み頂きましてありがとうございました!