SIMPLE NOTE 小松スタジオ

2024.06.28

【快適性】平屋の現実 その④

【快適性】平屋の現実 その④

こんにちは!

本日6月28日は、パフェの愛好家とパフェを扱う洋菓子業界が制定した「パフェの日」だそうですね。

パフェといえば、アイスクリームや生クリーム、フルーツ、ケーキ、コーンフレークなどが使用されて

食べるのはもちろん、眺めているだけでも幸せなデザートですよね~。

まさにパーフェクトなデザート!!

自分へのご褒美などちょっとした贅沢にもぴったりです。

金沢市で人気の「フルーツパーラー むらはた」へ一度訪れてみたい マルキ です。

さて、「家の中の温度環境」という点でとらえると、

昔の家に比べて今のお家ははるかに「快適」になりました。

「ガラス」も「壁」も断熱性能が格段にアップしたからです。

その上、脱炭素の流れもあって更に断熱性能の強化が進んでおり、

これから家を手に入れる方は、暑さ・寒さに関しては極上のものを手に入れることが出来るわけですが、

なおのこと「平屋」はその恩恵を多く受けられるんですよね。

では今回は平屋の快適性についてお伝えしていきたいと思います。


平屋の「快適性」

まず冒頭でお伝えした恩恵を平屋の方が多く受けられる理由についてですが、

これは極めて単純で部屋が上下階に分かれないからです。

つまり、2階建てに比べて空気が循環しやすいからです。

そのため、2階建てのお家で上下階で生じる温度差をなくすために

よく設置している数百万もする空調システムを設置する必要もなくなり、

その分コストも浮くことになるという恩恵も享受出来ることになります。

ということで平屋は、「快適性」という点においても、

またコスト的な面においても2階建てを凌駕するわけですが

とはいえ、ただ家の中の温度環境が優れているだけでは充分に快適であるとは言えません。


快適性の鍵は「プライバシーの担保」

巷では、いわゆる高性能住宅さえ建てれば快適性が担保されたように言われていますが、

実際はそうではなく、快適性を語る上ではプライバシーの担保を外すことが出来ません。

例えば、南からの光さえたくさん入れられれば、

明るく快適な家になるとなぜが自然と思い込んでしまいがちですが、

そのために南向きの土地を買い、南向きに部屋をたくさんつくり、

南にたくさん大きな窓をつくってしまうと、一体どのような状況になるのでしょうか。

想像してみてください…。

部屋の中に入ってき過ぎる直射日光が眩しすぎてかえって居心地が悪くなりそうだと思いませんか?

テレビは見にくいわ、家具やインテリアが焼けるわ、やたらと暑いわ、という状況になりますからね。

また、このような間取りは他人から家の中が丸見えになるため、

カーテンなしではとてもじゃないけど家の中で落ち着いて過ごせません。

結果、当たり前のようにカーテンをつけ、

それを開けることは窓を開けて換気をするわずかの時間しかありません。

また、眩し過ぎる直射日光がカーテンだけで防ぎきれない場合、シャッターまで下ろすことになります。

そして、家の中は当初の計画とは裏腹に薄暗くなってしまいます。

それどころかキッチンや脱衣といった明るくあって欲しい場所が照明なしでは使えないほど

暗い場所になってしまいます。

果たしてこのようなお家を快適だと言えるのでしょうか。

そのため、平屋で快適性を高めるためには、

プライバシーが担保された間取りをつくることが必要不可欠なんですよね。

もちろんこれは2階建てのお家においても同じことが言えますけどね。

この大切さは、残念ながら多くの方が建てる前には気づかず、建ててから気がつくことだと思います。


さいごに

これから家を建てる方は、すでにお家を建てた方の家に一度お邪魔させていただき、

実際暮らしてみてどうなのかと実際家の中は明るいのかなどを

その目で確かめてから間取りについて考えていただくことをオススメします。

快適性の鍵は確実にここにあるはずですから…。

あなたの大切な時間を割き、お読み頂きましてありがとうございました!