SIMPLE NOTE 小松スタジオ

2024.02.13

【教育資金の準備】王道は常に間違えている?

【教育資金の準備】王道は常に間違えている?

こんにちは!

本日2月13日は「世界ラジオデー」だそうです。

ラジオっていいですよね!!

中学3年生の受験シーズンにラジオにドハマりした私。

いろんなラジオ番組を聞いてきましたが、「SCHOOL OF LOCK!」はまさに私の青春です!

最近はradikoで、タイムフリー機能を使ってラジオ番組を聞いている マルキ です。

さて、家を建てる時に、絶対に考えておいた方がいいことが

子供の教育資金をどのように準備するのかということです。

というのも、子供を1人大学にやろうとしたら約1000万円は必要だと言われており、

早い段階から計画を立て準備していかないと、

進学を目の前にしてその資金繰りに確実にあたふたすることになるからです。

ということで今回は、教育資金についての個人的な考え方をお伝えしていきたいと思います。

世間一般的には、貯金や学資保険で準備するのが当たり前とされていますが、

この低金利時代の現在は、この2つよりも適切な手段があるので、

ぜひ一つの手段として知っておいていただけたらと思います。


基本は「積立投資」

では早速、独断と偏見による教育資金の準備方法について詳しくお伝えしていきたいと思います。

現在の銀行の金利は普通預金で0.001%、10年の定期預金でも0.01%という

空前絶後の低金利状態です。

また、この低金利の影響は学資保険にもバッチリ出ていて、

教育資金のド定番とされている学資保険でさえも掛け金に毛が生えた程度しか

お金が増えない状態となっています。

そのため、個人的にはリスクをはってもっとお金が増える可能性があるところに

お金を預けるべきだと考えていて、実際、自分自身も貯金の額をグンと減らし、

学資保険なんて一切かけずに、35年~40年という長期間の積立投資を

ずいぶん前から継続してやっています。

なぜ長期間で考えているのかというと、株価というものは短期的には上下するものであるのに対し、

資本主義経済というものは、アップダウンを繰り返しながらも

長期的には確実に右肩上がりで株価が上がっていくものだからです。

過去100年の米国の株価を見てみると、もちろん増えないどころか減っている年もたくさんあるし、

オイルショックやリーマンショックの時なんかは、数年間株価は低迷しているものの、

それでも最終的には平均で年率10.5%ずつ上がっていっているというデータもありますからね。

ということで、個人的にはわずか1つの会社の株を買うのではなく、

米国のインデックスファンドを中心に毎月(毎日)同じ額を継続的に買っていっているというわけです。

こうやって分散して買っていけば、必然的に株価が高い時には買う量を減らし、

逆に株価が安い時には買う量を増やすことになり、自ずと仕入れコストが安くなりますからね。

つまり、この買い付けの仕組みこそが資産を爆発的に増やす要素になるというわけです。

ましてや「つみたてNISA」という増えた分に対して通常かかる

約20%の税金が免除になる制度もあるので、

例外なく誰もが貯金や学資保険ではなくもっと前向きに積立投資をやるべきだと思っている次第です。


補充は「奨学金」

ただし、積立投資にも「期間が短い場合、そこまで増えていない可能性が高い」という弱点があります。

つまり、子供が中学生ぐらいになってから積立を始めた場合、積立期間が短いため、

大学進学時にまだそこまでお金が増えてないかもしれない場合があるというわけですね。

そのため、そんな場合には、まだそこまで増えていない積立投資を切り崩すのではなく、

一旦「奨学金」を借りるという選択を視野に入れておいてもらえたらと思います。

奨学金の返済が始まるのは、大学を卒業してから半年後からなので、

4年半投資による恩恵を増やすことが出来るし、

仮にその段階になってもそこまで増えてなかった場合でも、

奨学金の金利は低いことから、充分に資産が増えるところまで奨学金返済をしていってもらっても

大した負担にならないからです。


さいごに

ということで、これから家を建てる方はこういった方法があることもぜひ覚えておいてください。

そして、その上でその積立資金も避けていただいた上で、

家づくりにかける予算を導き出してもらえたらと思います。

いい環境で育ててやることも充分な教育の機会を与えてやることも、

親として果たすべき責務なので、ライフプランをよく考えた上で家づくりを行なってください。

あなたの大切な時間を割き、お読み頂きましてありがとうございました!