【蓄電池は必要?】太陽光発電設置のルール その2
こんにちは!
本日11月15日は「七五三」のお祝いですね。
我が家の息子も先日、神前式を挙げた神社にてご祈祷を受けてまいりました。
これまでの成長を感謝すると同時に、「これからも健やかに成長できますように」と願いを込めて。
ご祈祷の後は近くの金沢城公園を散策したのですが、平日だというのに外国人観光客が多くてびっくり!
今度は紅葉の時期にも訪れてみたいなぁ~と思う マルキ です。
さて、電気料金が高騰し、かつ、今後もさらなる値上がりが考えられることから、
現在は太陽光発電の設置を標準化しているのですが、
弊社では海外メーカーの太陽光発電パネルは提案しないようにしています。
理由は2つ。
1つは、海外メーカーは経営が厳しくなればすぐ撤退するし、
そうなった場合アフターサービスが受けられなくなるからです。
そしてもう1つは提案時の発電シュミレーションを
国内メーカーは必ず少なく見積もるのに対し、海外メーカーは基本多めに見積もる傾向があるからです。
つまり、実際の発電が提案時のシュミレーションを上回るのが国内メーカーの特徴であるのに対し、
逆に下回ってしまうのが海外メーカーの特徴というわけですね。
ということで弊社では海外メーカーではなく、
国内メーカーの太陽光発電パネルを提案させていただいています。
また、太陽光発電はただ設置すればそれでオッケーじゃなく、
その使い方によってけっこう差が生まれるということも知っておくことが大切です。
発電している時間に電気を消費する
太陽光発電が普及し始めた当初は、
現在に比べてずいぶんと電気料金が安く、逆に売電金額が高かったことから、
太陽光パネルが発電している時間帯に電気を使用せず、
昼間に比べて電気料金が安い夜間に電気を使うというスタイルに徹する必要がありました。
これに対し現在は、以前に比べて電気料金が大幅に上がり、
かつ売電金額が大幅に下がったことから、以前とは真逆のスタイルに徹しなければいけなくなりました。
つまり、太陽光パネルが発電している時間帯に出来るだけ電気を消費し、
太陽が沈んでからの時間帯は出来るだけ電気を消費しないように
意識しなければいけないというわけですね。
例えば、エコキュート(電気給湯器)。
これは、家庭の電気消費量の中で約25%~30%を占めており、
この節約が電気料金の削減に大きく寄与するのですが、
以前は料金が安かった深夜にお湯を沸かすというのが基本でした。
が、現在は深夜にお湯を沸かすのではなく、
太陽光パネルが発電している時間にお湯を沸かすというのが基本になりました。
この他、洗濯機や食洗機なども、
以前は電気料金が安い深夜の時間帯に使用した方が節約になると言われていたのですが、
現在はタイマーで昼間に設定し、太陽が出ている時間帯に使用していただくようにお願いしています。
このように以前と今では太陽光発電を設置する目的も大きく変化したし、
その使い方を知っているか知らないかで、電気料金が大きく違ってくるというのが生々しい現実です。
蓄電池は必要なのか?
そして最後に蓄電池について少し触れたいと思いますが、
蓄電池に関してはいきなり太陽光発電とセットで設置するのではなく、
半年から1年間の電気の使用状況を見てから判断するのが適切だと考えています。
蓄電池によって節約出来る電気料金より
蓄電池の支払いが上回ってしまったのでは全く設置する意味がないからです。
ということで、蓄電池に関しては太陽光発電を設置し半年から1年間
昼間に電気を使うことを意識しながら暮らしていただいた上で、
その結果を確認してから改めてシュミレーションを行い、
採算が合うなら設置するという風にさせていただいています。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
これが弊社の太陽光発電に対する考え方なのですが、
無駄な出費を防ぐためには太陽光発電の買い方と選び方、
そして慎重に段階を追って考えていくことの大切さをご理解いただけたのではないでしょうか。
ということで、太陽光発電の設置は当たり前として、
その買い方と選び方を間違いないよう、注意深く家づくりを進めていただけたらと思います。
あなたの大切な時間を割き、お読み頂きましてありがとうございました!