SIMPLE NOTE 小松スタジオ

2024.11.12

【高騰する電気料金】太陽光発電設置のルール

【高騰する電気料金】太陽光発電設置のルール

こんにちは!

昨夜は、遅ればせながら「光る君へ」第43話を視聴しました。

倫子さんの道長に話す様子が達観しており、恐怖の「フフフ…」でしたね(笑)

実資の道長への論破シーンも、かなり見応えがありました!

次回の「この世をば 我が世とぞ思ふ…」の歌をどのように解釈しているのかが気になる マルキ です。

さて、円安による物価高の影響は私たちの生活に密接している電気料金にも出てきており、

とりわけ新築時は電気料金の契約形態が新しくなると同時に

家族人数も増え電気使用量が増えるため電気料金がグンと上がる傾向があります。

そのため、これから家を建てる方は、この事実を知った上で

家づくりの計画を立てなければいけないというのが弊社の考え方です。

電気料金は生きている間ずっとかかり続けるコストだし、

これに対する対策をしていないとそれこそローン返済に支障が出る可能性だって充分あり得ますからね。


太陽光発電の設置

まず、家を建てる人にとって電気料金の支払い負担を軽減するために欠かせないことが

太陽光発電の設置です。

太陽光発電を載せると電気が自給自足出来るようになり、

電気料金の値上げに一喜一憂する必要がなくなるからです。

そのため、基本弊社では全ての方に太陽光発電の設置をオススメしているわけですが、

この際、パネルの設置費用は住宅ローンに組み込むのではなく、

住宅ローンとは別で10年ローンを組んでいただくようにしています。

理由は2つ。

1つは、返済期間が短いほど利息の支払いが少なくて済むから。

仮に、国内メーカー太陽光発電パネルを10KW設置し、それに200万円かかるとした場合、

固定金利1.4%にて35年返済でローンを組んだとしたら、

6,026円×420回=2,530,920円が総返済額になるのに対し、

(変動金利の場合、総返済額が確定しないので確定出来る固定金利で試算しています)

10年返済で別ローンを組んだ場合、金利は1.7%と高くなるものの、

18,315円×120回=2,197,800円となり、

333,120円も利息の支払いを圧縮出来ますからね。

そしてもう1つの理由が、住宅ローンとは別に太陽光発電のローンを負担することになったとしても、

太陽光発電を設置せず電力会社に電気料金を払い続ける

という選択をするより確実に家計の負担が小さくなるからです。

そして、太陽光発電パネルの返済を10年で終わらせることによって

それ以降家計の負担が大幅に軽減されそこから大きな利益を生み出してくれます。

その利益たるや、ご家庭によって差異はあるものの

標準的な数字を挙げるとすると年間で20~25万円ぐらいではないでしょうか。

そんなわけで太陽光パネルの設置を標準化し、

その返済を10年にしてもらっているという次第であります。

もちろんキャッシュで支払えば利息を一切払う必要がなくなるので、

さらなる経済効果を生むことになるのですが、

この場合、手元に残るお金が急激に減ってしまうことになり、お金の不安が芽生えることになったり、

別のことにお金が使えなくなるというデメリットもあるので、これは基本オススメしていません。


さいごに

要は、あくまで太陽光発電パネルの設置費用は、

太陽光発電が生み出すお金で支払いをしていってもらうという投資とリターンの考え方というわけです。

ぜひ参考にしてみてください!

あなたの大切な時間を割き、お読み頂きましてありがとうございました!