SIMPLE NOTE 小松スタジオ

2020.12.14

住宅ローン控除の恩恵はどれだけ受ける事ができるのか??

住宅ローン控除の恩恵はどれだけ受ける事ができるのか??

こんにちは。

今週から小松市でsimplenoteの家づくりが始まります!!

これで2棟目。

来年に向けて、3棟目、4棟目、5棟目と続々とオシャレな家が着工します!!

また、完成時にはオープンハウスも開催しますので!!

いや~、これからが楽しみな タカシマ です。


今回は「住宅ローン控除の恩恵はどれほど受けれるのか??」について。

僕が家を建てた時の住宅ローン控除は10年間の控除期間でした。

しかし、増税の影響で2020年9月末契約、2021年完成の物件までは13年間の延長に!!

3年間の延長はお得ですよね。

でも、9月末の契約が条件・・・。

あ~、遅かった。汗


しかし!!

コロナの影響で13年間が1年の延長される予定です。

来年の9月末の契約、再来年の完成でも適用に。

これから家づくりを始める方には、是非とも活用して欲しい制度。

でも、住宅ローン控除って、どれだけの還付になるのか??

ちょっと計算してみたいと思います。

住宅ローン控除の恩恵はどれだけ受ける事ができるのか??

仮に、あなたが家を建てるとします。

そして、あなたの年収は300万円。

嫁さんの年収も300万円。

世帯年収で600万円だとしますね。

計算しやすいように、昇給は考えません。汗


そして、住宅ローンの借入額は3000万円。

金利は1%。返済期間は35年間で仮定します。

土地、建物の持ち分は1/2ずつ。

納めている所得税は年間6万円。

住民税は年間で12万円。

このケースだと、どれだけの恩恵を受ける事ができるのか??

まずは、年末の借入残高を計算します

基本的には、年末の借入残高の1%が還付される最大値。

その最大値に対して、どれだけの税金を納めてるのか?

納めてる税金分が還付される制度です。


・年末の借入残高

1年目:1464万円(2928万円÷2)
2年目:1428万円(2856万円÷2)
3年目:1391万円(2782万円÷2)
4年目:1354万円(2708万円÷2)
5年目:1317万円(2634万円÷2)
6年目:1279万円(2558万円÷2)
7年目:1241万円(2482万円÷2)
8年目:1202万円(2404万円÷2)
9年目:1163万円(2326万円÷2)
10年目:1124万円(2248万円÷2)


このように年末残高は推移します。

この1%が還付される税金の上限になります。

その金額がコチラ。

1年目:14.64万円 (29.28万円÷2)
2年目:14.28万円 (28.56万円÷2)
3年目:13.91万円 (27.82万円÷2)
4年目:13.54万円 (27.08万円÷2)
5年目:13.17万円 (26.34万円÷2)
6年目:12.79万円 (25.58万円÷2)
7年目:12.41万円 (24.82万円÷2)
8年目:12.02万円 (24.08万円÷2)
9年目:11.63万円 (23.26万円÷2)
10年目:11.24万円 (22.48万円÷2)

これらを全て合計した金額。

それが、住宅ローン控除で得られる恩恵です!!

住宅ローンを組む時には、住宅ローン控除でどれだけ恩恵を受けれるのか??

ここまで計算できると、手元にお金を残しやすくなります。


今回のケースだと、旦那さんだけの年収では住宅ローン控除の恩恵を最大限に受けれません。汗

残念だけど。

奥さんも連帯債務者として、一緒に住宅ローンを借りる形にすると、住宅ローン控除の恩恵を最大限に受ける事が可能に。

どれだけの控除を受けれるのか??

1年目:14.64万円-6万円 (所得税) -8.64万円(住民税)=0円
2年目:14.28万円-6万円 (所得税) -8.28万円(住民税)=0円
3年目:13.91万円-6万円 (所得税) -7.91万円(住民税)=0円
4年目:13.54万円-6万円 (所得税) -7.54万円(住民税)=0円
5年目:13.17万円-6万円 (所得税) -7.17万円(住民税)=0円
6年目:12.79万円-6万円 (所得税) -6.79万円(住民税)=0円
7年目:12.41万円-6万円 (所得税) -6.41万円(住民税)=0円
8年目:12.02万円-6万円 (所得税) -6.02万円(住民税)=0円
9年目:11.63万円-6万円 (所得税) -5.63万円(住民税)=0円
10年目:11.24万円-6万円 (所得税) -5.24万円(住民税)=0円


数字ばかり並んでしまいすいません・・・。汗

結局いくら戻るの!?って話ですが・・・。

夫婦それぞれで、129.63万円ずつ。

夫婦で合わせると259.26万円が還付される計算に。

これだけ戻るってビックリしませんか!?

住宅ローン控除はシッカリと計画して借りる金額を決めると、手元に残るお金も全然違いますので。

良かったら参考にして下さいね!!