SIMPLE NOTE 小松スタジオ

2020.12.01

家の正面に窓を計画しない本当の理由とは!?

家の正面に窓を計画しない本当の理由とは!?

こんにちは。

今日は2年ぶりにゴルフに行ってくる タカシマ です。

昨日は練習に行こうと思ってたのに行けず・・・。

そして、今日も朝か仕事をしてるという。汗

不安だけど・・・。ぶっつけ本番で行ってきます!!


simplenoteの家づくりの大きな特徴。

それは、家の正面には「窓」を計画しません。

さらに、細かく言うと、窓だけじゃなくて、キッチン、お風呂、トイレの換気扇、エアコンの配管、そして、雨樋も正面には計画しないんですね!

えっ!?

でも、窓がデザインになる場合もあるよね!?

そう。

確かに、そんなケースもあります。

それでも、余計な部材は正面には設置しません。

何故なのか??今回はその理由を紹介します。

家の正面に窓を計画しない本当の理由とは!?

正面に窓を設置しない最大の理由・・・。

それは・・・。

家の中の明るさを十分に確保するため

ここなんですね!!

えっ!?窓が無いのに!?

そうなんです。

あなたは窓の役割って何だと思いますか??

光と風を家の中に取り込む。

これが窓の役割ですよね。

しかし、正面に窓を作りすぎても、または大きな窓を設置しても、たくさん光は入ってきません。

残念だけど・・・。

その理由は、家の中が丸見えになっちゃうから。

家の中が丸見えになるのを防ぐ為に、カーテンを設置しますよね。

当然だけど、視線が気になりカーテンを閉めてたら、家の中は薄暗くなるし、風通しも悪くなりますから。汗


なので、大きな窓を設置するポイント。

それは、人の視線が気になる場所には作らない。カーテンをしなくてもいい場所に窓をつくる。

ここを心がけて設計しています。

結果的に、最小限の窓の数で、家全体に満遍なく光を届けてくれる設計が可能になるんですね。


もちろんですが・・・。

敷地条件、近隣条件で窓の配置は変わります。

全く視線を気にしなくて良い土地もありますしね。

でも、共通して言える事は・・・

光の取り方は敷地に合わせて変える。

ここは大事なポイントです。

窓が無いと防犯性がアップする!?

正面に窓があると、丸解りになるモノがあります。

それは、間取り。

窓の形や大きさ、高さから、どこがキッチンで、どこがリビングなのか?

お風呂の位置や、洗面、トイレ、さらには、寝室、子供部屋の位置まで解ります。

これは、泥棒も同じですよね。


間取りが解るってことは・・・。

夜になると、誰が居るのか?誰が居ないのか?

ここまで具体的に解る可能性もあります。汗

そう考えると怖いですよね。


なので、正面に窓をつくらない理由。

それは、外から見ても間取りが解らないようにするため。

ここなんですね!

さらに、日当たりが良い土地の場合には、サンルームやベランダを正面に配置したくなります。

洗濯物を乾かしたいですしね。

しかし、この洗濯物からも家族構成が解ります。

防犯的には決していい!!とは言えません。

家族構成だけじゃなく、仕事先まで解っちゃうので。汗


これから不景気になると犯罪が増えます。

少しでも防犯性能が高い家を設備じゃなく、間取りで考えているんですね。

結果的に、プライバシーが担保された、居心地の良い住まいを実現すると同時に、安心に暮らせる高い防犯性能を兼ね備える!!

そして、外観からは生活感の無い、より美しい景観を維持できるように。


いかかがですか??


窓の配置って重要だと思いませんでしか??

日々の暮らしを充実さえる為に。

防犯性能を間取りでアップさせる為に。

是非、窓の配置にはこだわって頂けたらと思います!

良かったら参考にして下さいね!!