予算という「現実」欲求という「夢」のバランス
こんにちは。
もう今年も残り10日とか。汗
今年が始まる時は「本厄の一年か~。長いな~。」って、思ってのに・・・。
あっという間に終わりました。(笑)
特に何もなかった タカシマ です。
来年は後厄。汗
気を引き締めて頑張っていきます!!
今回は「予算という現実、欲求という夢のバランス」について。
これは誰もが悩む部分ですよね!!
一生に一回の家づくりだし、叶えたい夢は多くあります。
でも、実際には予算の現実が・・・。
僕も自宅を建てる時にはありましたし。汗
あなたにもあって当たり前。
そんな時には、どのような考えを持って判断すればいいのか??
僕なりに少し紹介しますね!!
予算という「現実」欲求という「夢」のバランス
住宅は3回建てると満足がいく!!って言われてます。
確かにそうかもしれません。汗
僕で2回目だけど、満足いってるか!?って言うと・・・。100%じゃありません。
でも、3回も建てれる人は極稀ですよね。
家づくりは選択の連続です。
住む地域(土地探し)、間取り、構造、設備、材料、そして、資金計画が代表的な検討項目に。
ここで、欲求が先行すれば、間取りの部屋数は大きくなる、断熱材のグレードアップ、お風呂、キッチンのグレーアップなど。
余裕を持った仕様になりますが、これらは全て最終的なコストに直結します。汗
これは同じ業界として恥ずかしいのですが・・・。
住宅メーカーは施主の味方を装いながら、少しでも高い住宅を勧める事があります。
そっちの方が住宅会社は儲かるので。汗
そして、お施主様の欲求と合致したりするんですね。
でも、予算の方が・・・。
そうなんです。
しかし、どんなに高額になっても、35年返済で考えると月々はわずかな金額になります。
そして、何千万円という買い物なので、金銭感覚も麻痺しがちに。
月々、数千円、数万円なら何とかなるよ!!
って、過信しちゃうんです。
大切なのは「いくら借りれるか?」じゃなく「いくら返せるのか?」
ここが凄く重要になると思います。
理由は、家を建てる時とはライフスタイルが必ず変わります。
子供も大きくなります。
そしてら、現在よりも確実に教育費用は上昇します。そして、食費も上がりますよね。
成長期の子供の食べっぷりは恐ろしいです。(笑)
このように、住宅ローン以外に、どんな支出があるのか?を考えましょう!!
火災保険、地震保険、固定資産税、だけじゃありません。
子供の教育資金、老後の貯金、も考える必要がありますよね。
そして、ライフスタイルの変化により、必要な部屋数も大きく変わります。
例えば、全館空調設備を採用したとします。
そりゃ~、高い設備なので快適です!
しかし、やがて子供が巣立って人が居なくなったら・・・!?
空調費用が余計にかかるだけに。
また、部屋数も多くなれば、空き部屋だらけになる可能性もあるってこと。
そして、必ず家じまいの時期がきます。
「住宅は人が住めば資産、人が居なくなれば負債」
これは有名な言葉になります。
現在だけじゃなく、将来も出来る範囲で考えていく事が大事なんですね。
35年間保証されないのに、35年間返済で大丈夫!?
僕もそうですが、多くの方が35年返済を利用します。
その理由は、月々の返済金額が安くなるから。
ここなんですよね。
しかし、よく考えてみて下さい。
35年間返済する事は決まるけど、35年間働ける保証はどこにもありません。
そう考えると怖くありませんか??
欲求が先行すれば、部屋数も多くなり家が大きくなります。
さらに、その部屋も広く作っちゃいます。
そして、住宅会社の内見会に参加し説明を聞いてると、誰もが優れた機能を有した設備を導入したくもなるでしょう!!
しかし、大事なポイントはコチラ。
これらは全てコストに反映されますし、結果的に、あなたの日々の負担を確実に増やします。
現在の収入が35年間続く。
ここを仮定して資金計画を作成するけど、本当に収入が減らないのか??
僕は疑問に思います。
少子高齢化の波を受けて、税、社会負担は徐々に増加しています。
って、事は給料が変わらないかったら、天引きされる金額が増え、手取りの金額が減るんですね。
もしも、給料が増えたとしても、増えた事が実感できない。
それぐらい天引きが大きくなってきてます。
さらに、老後の資金。
コチラも貯金していくのは必須な時代。
この貯金が難しいんですよね。
なので、家づくりは現実と欲求のバランスが非常に大事。
本当に必要なのか??
ずっと使うのか??
目先だけじゃなく、将来的な視野も必要になります。
そして、その為に家づくりの正しい知識を身につけ、コストを上げるだけじゃなく、コストを下げる要素も勉強する事は大事になります。
良かったら参考にして下さいね!!