SIMPLE NOTE 小松スタジオ

2021.01.22

【敷地に無駄が多い】土地を上手に有効活用できない3つの理由

【敷地に無駄が多い】土地を上手に有効活用できない3つの理由

こんにちは。

依頼を頂いてる図面関係の仕事が多くて。

本当にありがとうございます!!

現在は安いCADを使ってるんですが、安いので仕上げるのに時間がかかるんですよね。汗

高いCADに以降しようか!?

頭が禿げそうなぐらい悩んでる タカシマ です。


今回は「敷地を余らせてしまう3つの理由」を紹介しますね。

敷地が余ると、どんなデメリットがあるのか??

一番は「雑草問題」ですよね。

特に暑い夏に草むしりとか・・・。マジで地獄です。汗

なので、敷地は無駄の無いように、効率的に利用するのがコツ!!


まずは、建ぺい率をご存じですか??

その土地の上に、どれくらいの広さまで1階をつくってもいいのか??

を示す基準なんですね。

例えば、土地の広さが40坪の場合。

建ぺい率が60%だと、40坪×60%=24坪になります。

24坪の広さまで1階をつくる事が可能に。


もちろんですが、車を何台停めるのか?どんな庭を計画するのか?によって違いは出ます。

個人的には制限いっぱいまで、1階を大きく計画する事をオススメしてます。

その方が、家も使いやすくなるし、耐震性、耐久性も高く、庭の維持管理も楽になるからです!!


ただ・・・。

なかなか、敷地を有効活用できてる方は少ない。

これが現実です。

なぜ、有効活用できないのか??を紹介しますね。

【敷地に無駄が多い】土地を上手に有効活用できない3つの理由

まず1つ目。

★家は「日なた」に建てるという当たり前

誰もが思いますよね。

家を建てるなら日当たりのいい家にしたい!!

なので、日影が出来にくい土地を探しますし、日影が出来る土地なら、日影を避けて間取りを考えます。


でも、考えてみて下さい。

本当に全ての部屋を日当たりを良くする必要があるんでしょうか??

そして、全ての部屋を南向きに計画する必要はあるんでしょうか??


この部分を深堀りすれば、もっと家づくりに自由度が生まれますし。

日影でも良い部屋があるとしたら・・・。

無駄に敷地を余らせるよりも、あえて日影となる部分を利用する。

このような選択肢もアリだと思います。


★プライベートスペースは2階という非常識

あなたが今まで見てきた家、または、頭の中で考えてる家の多くは、2階がプライベートスペースになってると思います。

でも、冷静に考えてみましょう。

まだ、1歳、2歳の小さな子供達は2階につくった子供部屋を使うでしょうか??

さらに、何歳から本格的に子供部屋を使うと思いますか??

最終的には、子供達は巣立っていきます。

あなたもそうだったように。

その後、子供部屋の別の用途で使えますか??


そう考えてみると・・・。

敷地にゆとりがあれば、2階にプライベートスペースをつくる必要は無いように思います。

1階にプライベートスペースをつくる。

このような選択肢も1つですよね。


★コスパという勘違い

プライベートスペースを2階に計画する大きな理由。

それは、2階建ての方が安いから。

ここですよね!!


逆に考えると・・・。

平屋は高い。っていう理屈。


確かに、同じ40坪なら平屋の方が高くなります。

でも、ここも家のつくり方次第。

平屋でもコストをアップさせない工夫を紹介しますね!

平屋をコストを上げないで建てる方法

まず、1つ目の工夫。

それは・・・。

★廊下をなくす

ここです。


プライベートスペースを2階に作った場合には、2階にはそれぞれの部屋に行くための「廊下」が必ず必要になります。

しかし、プライベートスペースを1階にも分散してつくれば、この廊下を少なく出来たり、もしくはゼロにする事も可能になります。


さらに、2階に部屋が少なくなれば、2階にトイレも必要ありません。

トイレに必要なスペース、さらには、トイレの機器代もコストカットできるんですね!!


2つ目の工夫は・・・

★プライベートスペースを必要以上に大きくつくらない

ここも大事なポイント。


というのも、寝る時間以外は、ほぼリビングで過ごすようになるから。

つまり、寝室にせよ、子供部屋にせよ、寝るだけの部屋なんですね。

なので、最低限でいいってこと。


これは、ほんの1部です。

しかし、このような工夫を考えていけば、暮らしやすさ、住み心地を損なうことなく、面積をカットする事ができます。

面積がカットできれば、その分のコストもカットできるようになります。


よくある家づくりの常識を無条件で受け入れるのではなく、色々な角度から考える。

合理的で、使いやすい。さらには、コストも手頃な家を手に入れて頂ければ。って思います!!

良かったら参考にして下さいね!!