SIMPLE NOTE 小松スタジオ

2022.02.12

掃除とデザインには奥深い関係があります

掃除とデザインには奥深い関係があります

こんにちは。

今週末は小松市民センターにてセミナーを開催します。

大好評の「家づくりで絶対にやってはいけない10の事」

こんな情勢ですが、予約は満席に。

感染症対策に気をつけて、安全に受講できるように頑張ります。

何か1つでもヒントがあったら嬉しいな。

って、思う タカシマ です。




今回は「掃除とデザインには奥深い関係があります」について。

掃除が楽な家。

って、マジで最高ですよね!!

掃除に必要な時間って、本当に膨大ですし・・・

それでも、どれだけ掃除してもホコリは、いつの間にか発生します。

本当に不思議ですよね。

どこから発生するのか・・・




例えば、キッチンの前に欲しくなるカウンター。

出来た料理、特に大皿関係を置きたいですし。

料理をした皿を置くはずだったカウンター・・・

これまた高さも丁度いいので、料理以外のモノで溢れかえる結果に。

掃除とデザインには奥深い関係があります

これって・・・

あるあるですよね。

僕もキッチンのカウンターには、ついつい書類や鍵を置いちゃいます。

何でだろう・・・

凄いベストな高さにあるんですよね。




こんな案はどうでしょうか??

逆に、カウンターの上にモノを置けないように、薄く仕上げてあげる。

そうすると・・・

劇的に掃除が楽になります。

その理由は、そもそもモノが置けなくなるので。笑

いちいち、カウンターのモノを除けながら掃除をしなくていい。

これだけで掃除の時間は激減するはずです。




この結果、LDKから見たキッチンは、とてもスッキリと仕上がります。

カウンターの上には何も無いので。

ただ、この上に置きたくなるモノ。

このモノを収納する場所をつくる必要があります。

そうしないと、次はダイニングテーブルの上が大変なことになるので。汗

必要無いモノはつくらない

掃除の手間を省く為には、なくていい部材はつくらない。

これが究極だと思うんですね!!

例えば、カーテンレール。

そもそも、カーテンが必要の無い窓をつくれば、カーテンレールは必要ありません。

結果的に、カーテンレールの上に溜まるホコリを取る手間も省けます。




そして、窓枠、ドア枠、などの「枠」も、必ず必要な部材ではありません。

外に出る事ができる「掃出し窓」、室内を行き来きする「室内ドア」は、天井と同じ高さで施工すれば、枠が必要なくなります。

ドア枠、窓枠、が無くなれば、その上に溜まるホコリを掃除する必要も無くなるので!

さらに、室内の空間も凹凸が無くなり、スッキリとした仕上がりになります。




これは、ほんの1部の例です。

掃除を楽にしていくと、自ずと機能性や美しさを高めてくれます!

逆に、いたる部分にニッチ、棚、をつくり出すと・・・

その分だけ掃除も大変になるし、ゴチャゴチャした家になります。




機能的で掃除が楽になる家を目指すなら、足し算では無く、引き算で考えるようにして下さいね!

良かったら参考にして下さい!!