廊下が欲しい!!って、方は少ないと思います。廊下を少なくする方法
こんにちは。
昨日は久しぶりに息子を寝かしてから、仕事をした タカシマ です。
どちらかというと朝型なんですが、昨日は夜遅くまで・・・
当然だけど、朝は早く起きれないし、体も浮腫み気味でして。汗
やっぱり朝型が一番ですね。
今回は「廊下を少なくする方法」を紹介します。
僕がお客様から聞かせて頂く要望には色々な声がありまして。
収納が多く欲しい!
中庭が欲しい!
基本的には、一生に一回の家づくり。
色々な要望があって当たり前ですしね!
ただ、廊下を広く欲しい!!
って、要望は聞いた事がありません。
そうしたい。って、思ってる方もいないんじゃないかな~。って、思うんですね。
実際に廊下の用途と言えば・・・
ただ、通るだけのスペースだし、廊下があると家の中の温度差が生まれやすくなります。
その結果、ヒートショックを起こす可能性もあるので。汗
出来るだけ「廊下」は少なくするように設計するべき!!なのですが・・・
知らない間に広くなるのが廊下なんですね。
廊下が欲しい!!って、方は少ないと思います。廊下を少なくする方法
廊下が多くなる3つの原因を紹介しますね。
まずは、2階建て。
2階には部屋が多く存在しますよね!?
寝室、子供部屋、収納にトイレ。
この各部屋に行くための通路は必須でして。汗
必然的に廊下が多くなります。
そして、もう1つ。
1階の客間です。
客間はお客様を通す部屋なので、リビングと分断する必要があります。
リビングと分断する為には・・・
これまた廊下が必要に。
そして、最後に。
収納を通り抜けできる、いわゆる「通り抜け動線」を希望される方も多いです。
確かに、収納からリビング、サンルームなどに移動できれば便利です。
しかし、通り抜け動線は収納のように見えるけど、基本的には廊下なんですね。
そして、収納機能も半減します。汗
廊下の考え方
このように、間取りのつくり方、要望の伝え方、で、知らない間に「廊下」が増える場合も。
もちろんですが、廊下も無料で出来ません。コストが必要です。
部屋、収納と同じで、廊下をつくるにも基礎、床、壁、天井、などなど。
普通の部屋をつくるのと変わらないコストが必要です。
そして、そのコストを換算してみると・・・
タタミ1帖あたりで、約25~30万円ほどに。
仮に、欲しいと思ってないのに、家全体に廊下が6帖あれば・・・
知らない間に150~180万円ものコストが必要になるんですね。汗
また、廊下にかかるコストは、廊下だけにかかりません。
廊下をつくれば、部屋と廊下を移動する為の「ドア」が必要になりますし、必然的にドアの本数も増えていきます。
なので、出来るだけ廊下を減らせば、自然と家のコストカットにつながるということになります!
デメリットは「プライバシー」です
なるほど!!
廊下を出来るだけ無くそう!!
って、思いますよね。
しかし、デメリットもありまして・・・
それが、プライバシーです。
廊下が無いという事は、部屋と部屋がダイレクトにつながっています。
なので、家族間のプライバシーは若干だけど、守られにくくなります。汗
ここが許容できるか!?
やっぱり、プライバシーは大事だから、廊下をつくるか!?
ここで廊下の面積は大きく変化します。
あなただったらどうでしょうか??
個人的な提案ですが・・・
子供が小さいうち。
子供が思春期になったとき。
子供が家から出ていったとき。
老後になり、夫婦2人で暮らすとき。
どんなシーンでも、その家で生涯暮らすわけです。
なので、わずかな期間に目を向けるんじゃなく、もう少し先のこと。さらには、もっと先のこと。遠い未来まで想像して、家の間取りは考えてはどうでしょうか??
もちろん。目の前の事も気になるのは解るんだけど。
なので、欲しいと思ってないものにもコストが必要になること。
家の間取りは今だけじゃなく、もっと先まで想像して考えていくこと。
ここを大事にして頂ければと思います!
良かったら参考にして下さいね!