SIMPLE NOTE 小松スタジオ

2021.09.09

水回りは北が本当に正解!?南に配置するメリットとは??

水回りは北が本当に正解!?南に配置するメリットとは??

こんにちは。

お盆明けに体重が増量しました。

これはマズイ!!って、ことで筋トレを始めたんですが。

全く体重が減らないどころか、少し増量した タカシマ です。汗

健康は重要なので、何とかお盆前の体重に戻したいな・・・




今回は「水回りは北向きが正解!?南に配置するメリット」を紹介します。

僕が建築業界に入った時に、先輩から教えてもらったのは・・・

居室は南側、水回りは北側に配置する。

こんな感じで教えて頂きましたし、建築に携わる多くの方も、こうやって教えてもらったと思います。

これが建築業界のセオリーとなってます。

しかし・・・

僕が建築業界に入ったのは20年前。

先輩に至っては、さらに何十年も前の知識なんですね。

この年数の間には、時代も変わりましたし、暮らし方も変わりました。

共働きが当たり前になりましたしね!!

なので、水回りは北側に配置する。って、常識に縛られない間取りを考えて欲しいな。って思います。

水回りは北が本当に正解!?南に配置するメリットとは??

例えば、洗面脱衣室を南につくるとします。

その結果、色々なメリットが得られるので、少し紹介しますね!!

・洗面にたくさんの日光が差し込むので、明るく清々しい場所で朝の身支度をできる。

・洗面に日光が差し込むので、ジメジメしない場所になる。

・日光の影響で寒くない洗面になる。ヒートショックにもなりくい。

・明るい場所なので、室内干しでも洗濯物を乾かすことができる。

などなど。

このように多くのメリットを得られる事が可能なんですね!!

なので、洗面は北向きという考え方に縛られないように間取りを考える事が大事になります!

北向きに水回りがあるデメリット

しかし、この考え方は一般的ではありません。汗

なので、ほとんどの家では北向きに水回りを配置してます。

僕の自宅も同じです。汗

水回りが北向きだと、朝から電気をつける必要があります。

やっぱり暗いので。

そんな場所で身支度をするわけですが、いつもジメジメしてるのでタオルも少しふやけてる。

そして、冬は寒くてブルブル震えながら身支度をする結果に。


北向きに水回りを配置するデメリットもありまして。

その1つが「洗濯」になります。

洗面脱衣を北につくると、洗濯物を干しにいく距離が必然的に長くなります。

これが大きなデメリット。

その理由ですが・・・

2階の南向きが一番日当たりがいい場所になります。

1階の北側から、2階の南向きの場所まで、洗いたての重い洗濯物を持って移動します。

これだけでも大変な作業だし、重労働です。




洗濯は干すだけで終わりません。

取り込んで片付けるまでが選択の一連の作業になります。

乾いた洗濯物を持って1階に移動し、洗濯物をたたみます。

その後、再び2階にたたんだ洗濯物を片付けにいく。という非効率的な作業を強いられる可能性も。汗




さらに、子供が小さなうちは大変で。

ママが2階に行けば子供は不安になるので、ママを探しますよね。

ママも2階に行けば、1階にいる子供が心配になります。

なので、洗濯物の作業もはかどらないし、さらに時間のかかる作業になります。




一般的には居室は南につくるもの。

これが建築のセオリーです。

この思い込みで、洗面、キッチン、は北に追いやられます。

しかし、このセオリーで間取りをつくると、薄暗くて、寒くて、ジメジメした洗面になるし、家事動線が良くありません。

そして、大なり、小なり、ストレスを抱えながら生活をすることに・・・

もちろんですが、どんな土地でも洗面を南にできるわけじゃありません。

あなたが冒頭のような洗面がいいな。って、思えば、土地探しから間違わないように、家づくりを進めて行く必要があります!

どんな土地でも同じような間取りが建ってるけど、本当は間取りは土地によって全く違ってきますので。

良かったら参考にして下さいね!