SIMPLE NOTE 小松スタジオ

2021.08.09

間取りは周囲環境から考えないと失敗します!!その理由とは!?

間取りは周囲環境から考えないと失敗します!!その理由とは!?

こんにちは。

台風の事が気になって仕方ない タカシマ です。

どれだけ台風養生をしても、心配になるんですよね。

例えば、仮設トイレが吹っ飛んでいかないか!?とか。(笑)

過去に1度だけ、飛んでったことがあるので。

あなたも台風には気を付けて下さいね!!




今回は「間取りは周辺の環境から考える理由」を紹介します。

間取りを考える時を想像してみて下さい。

紙の上で色々と考えますよね。

リビングはこの位置。

収納はここ。

和室はリビングの隣。

などなど。

でも、これは建物の中にしか意識が向いてません。

大事なのは近隣環境に意識を向けて、間取りを考える。

ここが大事なポイントになります。

間取りは周囲環境から考えないと失敗します!!その理由とは!?

例えば、あなたが家を建てる土地を買いました。

その土地は約55坪。

東向きに道路がある。こんな土地です。

凄いザックリですが。汗

南には家が建ってるので、日中になると敷地の半分まで影がきます。

さらに、北、西、にも家が建ってるので、周りを家に囲まれてるんですね。

あなただったら、どんな家を建てますか??




まずは、日陰の部分を避けて考えますよね。

わざわざ日陰の部分にリビングを配置する方はいないと思いますし。

そうなると、必然的に2階建てになります。

日陰の部分を避けると、1階に使える面積が少なくなるから。




そして、1階の日光が入る場所には、リビング、和室を配置する。

日当りが悪い場所には、お風呂、トイレ、などの水回りを配置します。




2階には、寝室、子供部屋といった、プライベートルームを配置します。

2階は日陰の影響も少ないから、出来るだけ日当りのいい位置に居室を配置したくなります。

あっ!!

あと大事な部分が1つ。

東面は道路なので、日陰の影響を受けません。

なので、大きな窓を配置し、東からの光を多くいれたリビングをつくる。

これで、東、南からの採光は確保できる!!って、イメージ。

これが、一般的に考えるポピュラーな間取りになります。




でも・・・

このポピュラーな間取りには、住んでみると色々なデメリットがあります。

例えば、1階のリビングは南側に配置されてます。

そのリビングからは、南の日光を入れるので大きな窓を配置。

でも、その窓から見える景色は・・・

すぐ南側に建った家の裏側です。

お隣さんにとっては北側になるんですが。

北側には、エアコンの室外機、エコキュート、換気扇、などなど。

そして、勝手口。

このような景色が広がるわけです。

いや~、さすがに嫌だな・・・

って、ことでお隣さんとの境に目隠しを設置します。

そうしないと、視線が気になりカーテンも開けれないので。汗




そして、もう1つ。

東側に設置した大きな窓はどうでしょうか??

東側は道路なので、日陰の影響もなく、太陽の光が多く入ってきます。

ただ、同時に道路ろ利用する通行人の視線も入ってきます。

なので、カーテンを開けれません。

カーテンが開けれないので、光が遮られてしまい、家の中が薄暗い結果に。




また、2階につくった子供部屋。

小さな子供達は使いますか??

僕の息子は7歳になるけど、使ってません。汗

僕の部屋にしたいぐらいです。(笑)

小さな時は、ママの近くにいたいもんだしね。

2階にいって個室で遊ぶとか、まず無理ですから。

そうなると、ママがいる時間が長いLDKで遊ぶわけですが。

ここに荷物、子供のオモチャが集中します。

そうなると、片付けが大変で、掃除もしにくい家になるという結果に。涙




ざっと、考えたデメリットになります。

こうならない為にも、間取りは内側から考えるんじゃなく、近隣の影響から考えていく。

この流れが大事だと。

個人的には思います!!


良かったら参考にして下さいね!