あればあるほど嬉しい場所は「収納」の勘違い
こんにちは。
今日も真っ白な雪景色が広がる石川県。
いや~、本当に寒いっすね。汗
暖冬で雪が降らなかった時期が懐かしい。
歳を重ねると、冬が苦手になってきた タカシマ です。
今回は「あればあるほど嬉しい場所は収納の勘違い」について。
家づくりの要望で外せないのが「収納」だと思います。
賃貸で暮らしてると、モノが片付かないから困る。汗
ここから家づくりを検討される方も多いと思います。
しかし、実際は単純に収納を増やしても、それに比例して収納力が上がる。
片付けやすくなる!!って、訳じゃありません。
それどころか、家の面積が広くなり、結果的にコストアップになる。予算オーバーになる。可能性もあります。
あればあるほど嬉しい場所は「収納」の勘違い
ここで覚えて欲しいポイント。
それは・・・
床面積=収納力は間違いってこと。
収納をドンドンと広くすれば、収納力が増える訳じゃありません。
例えば、幅、奥行きが1mの収納。
奥行きが50cm。幅が2mの収納。
床面積が同じですが、幅が違う収納があるとします。
あなたは、どちらが使いやすいと思いますか??
答えは・・・
圧倒的に後者の方が収納力が上がります。
その理由ですが、前者の収納ですが・・・
注目して欲しい部分は「奥行き」です。
あなたの持ち物の中に、奥行きが1mもあるモノはありますか??
たぶん、ほとんど無いと思います。
だったら、細かいモノでも詰めておけば!?
って、思いますが、これだと奥のモノが取り出しにくくなります。
さらに、奥から手前にモノを収納すると、奥に何を収納したのか??
忘れてしまいます。
僕は完全に忘れるタイプなので。汗
いちいち手前のモノをどかして、奥のモノを取り出すぐらいなら・・・
買った方が早い!!
買うとなれば、出費は増える・・・
そして、またモノが増え、置く場所に困るように・・・
後者の方は奥行きが浅いので、奥にモノを置かないですよね。
というか、置けないんですね。
ただ、幅が2倍になってるので、収納も2倍多く収納できます。
・高さを利用する
収納で大事な考え方。
それは、高さも利用する。
ここも大事。
例えば、天井の高さ。
これは一般的に2m40cmになります。
棚を2枚設置すれば、1段あたりは80cmのスペースに。
棚を3枚増やして、5段にします。
1段あたりのスペースは、40cmになるので。
これだけで収納力には圧倒的な差がでます。
このように、収納のつくり方さえ知っていれば、無駄に面積を広くしないで、収納力を増やす事も可能です。
逆に、家の面積をコンパクトにしながら、収納力を上げる事も可能になるんですね!!
収納は単純に多くつくればいい!!
そんな事はないので、出来るだけモノが置ける場所を確保する。
その為の工夫が大事になりますよね!!
収納が増えて、家の面積が広くなり、建物の価格が上がる。
その結果、喜ぶのは住宅会社だけなので。汗
良かったら参考にして下さいね!!