ただ広いリビングは間違い!開放感をつくるポイントとは!?
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こんにちは。
お客様から「真っ黒ですね!!」って、声をかけて頂きますが・・・
基本的に内勤な僕。
なのに黒くなるのが止まらない タカシマ です。(笑)
今回は「リビングに開放感をつくるポイント」を紹介します。
プランニングをする前には、必ずヒアリングをします。
お客様の要望を聞かせて頂くんだけど、多くの方が望む要望です!
「リビングを広く、開放的にしたい!!」
やっぱり、家族が一番長く過ごす場所だし、居心地を良くしたいですよね!!
なので、LDKは出来るだけ広く設計したいし、採光を確保する為に、大きな窓をつくる。
その窓の奥には、庭が広がる。そんな、イメージはありませんか??
ただ、この計画のまま施工しても、なかなか開放感が出るリビングにはなりません。汗
その理由、気を付けて欲しいポイントを紹介しますね!
ただ広いリビングは間違い!開放感をつくるポイントとは!?
![](https://simplenote-komatsu.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_3793-scaled.jpg)
リビング、ダイニングが広く、大きな窓があり、その先に広い庭が広がる。
なぜ!?開放的に感じないのか??
その理由は、カーテンです。
カーテンが全てを台無しにします。汗
まず、明るい空間にする為には、窓から入ってくる光を遮らないようにする必要があります。
そして、入ってきた光を室内に拡散します。
なので、窓にカーテンがあると、光は入ってこないし、当然ですが・・・拡散もしません。
視線を遮るためのカーテンは設置しないように、窓の配置を計画することが大事。
これが、明るい家にする為に欠かせない要素です!!
そして、開放感。
広さも当然ですが、大事なポイント。
あまりにも狭いと、開放感は感じれないので。汗
それ以上に大事なポイントもありまして。
それが、空間の奥行き。
つまり視覚的に広がりを感じられるか!?
ここは大事なポイントです!
大事なポイントはプライバシーを確保すること
まずは、視線を遮るためのカーテンをしなくていい為には!?
リビング、ダイニングが周囲から丸見えにならない工夫が大事なんですね!
さらに、リビングから続く庭も丸見えにならない工夫も必要。
ここが実現できれば、リビングには多くの光が入ってきます。
次に、この光を拡散します。
拡散する為には、壁紙など、部屋で使う部材を出来るだけホワイトで統一します。
ホワイトは光の拡散効果が高いので。
また、開放感を出すのに天井を上げたい!!って、要望もあります。
ただ、ここは注意して下さい。
中途半端に天井を上げても、開放感は・・・あまり上がりません。
天井を上げるよりも、カーテンで視覚を遮らない方が格段に開放感は上がります!
だったら、天井の高さと、ドアの高さを揃える。
この方が、遥かに空間に奥行きをつくれます!!
視線が高い位置に向くし、天井が続いてるので抜け感も出ます。
窓から入る光量も増えるし、天井付近まで光が拡散します!!
その結果、明るく開放的な空間が実現するんですね!!
大切なポイント。
出来るだけ設計の段階で、実際の暮らしを想像する。
ここは凄い大事です。
なかなか難しいですが。汗
そんな時は、CG、CADを使って光の入る具合、開放感を確認できれば、よりイメージできると思います!!
建ってしまっては、どうにも出来ないので。汗
後悔しない為にも、リビングは広くするんじゃなく、プライバシーを確保するように工夫してみて下さいね。
良かったら参考にして下さいね!