SIMPLE NOTE 小松スタジオ

2021.05.20

えっ!?南向きの土地にデメリットなんてあるの??

えっ!?南向きの土地にデメリットなんてあるの??

こんにちは。

週末はオープンハウス、月曜日から水曜日までは打合せがビッシリ。汗

今日はデスクに齧りついてワークに励む タカシマ です。

そんなお供はMROラジオなんです。

ええ。ラジオはAM派なんですね。(笑)




色々な方角の土地を紹介してきました!

今回でラスト。

南向きの土地のメリット・デメリットを紹介しますね。

土地探しで人気な「南向き」ですが、デメリットなんてあるの!?って感じですよね。

日当りは抜群な訳だし・・・

さらに、間取りの自由度も高く、開放的な外観を計画しやすい。

これが、南向きの代表的なメリット。

えっ!?南向きの土地にデメリットなんてあるの??

大きなメリットのある、南向きの土地ですが・・・

デメリットも確実に存在します。

南向きの土地は、日当たりが良いという恩恵を受ける為に、基本的に南側に居室を配置します。

そして、その居室には大きな窓を配置しますよね!?

やっぱり、南向きの光を入れたいので。



その大きな窓からは、明るい光が入ってくるはず!?

だったのに・・・

外からの視線が気になり、カーテンを設置すると・・・

その窓から採光を確保するのが難しくなります。汗



また、直射日光が入ってくると・・・

部屋の中は暑くなりし、テレビに光が反射して見えにくくなります。

そして、紫外線。

この紫外線の影響で、床や家具が焼けやすくなるんです。

このような影響もあり、余計にカーテンを閉め切る空間になりやすくなる。

明るいはずの南向きが、暗い空間になるんですね。


間取の自由度は本当に高いの??

南向きの土地を購入した、80%の方。いや、90%以上の方は、南側に居室を配置します。

南面に居室を配置しやすいので。

その居室とは、LDK、和室、などなど。

家族が集まる部屋ですよね。

その部屋には、大きな窓の配置を前提に間取りを計画します。



つまり、南向きの土地を購入した時点で、ある程度間取りが決まってしまう。

って、感じなんですね。

そう考えると、間取りの自由度は、逆に低いとも考えられます。

防犯性能に問題が出るケースも

南向きの土地は、南側に居住スペースがあり、さらに大きな窓が配置されてます。

これは、ある意味ですが、防犯性能が高い家でもあります。

外から家の中が丸見えになり、凄いオープンな家になります。

家の中でゴソゴソと物色してたら、外から丸見えになるので。汗

泥棒もやりにくいですよね。(笑)



でも、逆に、泥棒は窓の位置で簡単に間取りを把握できます。

大きな窓が並んでるので。

その窓を隠す為に、目隠しや塀をつくってしまうと・・・

逆に外から見えなくなるけど、防犯性能も悪くなってしまいます。



なので、防犯性能の高さを維持するためには、プライバシーを犠牲にする覚悟が必要に。

あるいは、カーテンを閉め切った、薄暗い家に住み続ける覚悟が必要。

なかなか、難しい覚悟ですよね。汗

開放的な外観とは!?

リビングから、外を眺めることができる。

さらに、庭や緑を眺める事ができる。かつ、視覚的に空間の広がりを感じられる。

開放感がたっぷりの室内をつくれば、毎日を心地よく過ごす事ができると思います。



しかし、この空間をつくることと、外観の開放感は一切関係がありません。

外観が開放的だと、近隣からの視線が気になる、カーテンが必要になるからです。

なので、外や空を見る事ができるようにする為には!?

そもそも、カーテンが必要の無い窓をつくる必要があります。

実は、これが一番難しいんですね。

なので、こういった点も冷静に考えて頂き、土地を選ぶ事が大事ですよね!



個人的には・・・

南向きの土地は価格も高いし、間取りも自由にならないので。

一番、選ばない方がいい。って思ってます。

ここは注意して欲しいな。


良かったら参考にして下さいね!