えっ!?南向きの土地にデメリットなんてあるの??

こんにちは。
週末はオープンハウス、月曜日から水曜日までは打合せがビッシリ。汗
今日はデスクに齧りついてワークに励む タカシマ です。
そんなお供はMROラジオなんです。
ええ。ラジオはAM派なんですね。(笑)
色々な方角の土地を紹介してきました!
今回でラスト。
南向きの土地のメリット・デメリットを紹介しますね。
土地探しで人気な「南向き」ですが、デメリットなんてあるの!?って感じですよね。
日当りは抜群な訳だし・・・
さらに、間取りの自由度も高く、開放的な外観を計画しやすい。
これが、南向きの代表的なメリット。
えっ!?南向きの土地にデメリットなんてあるの??

大きなメリットのある、南向きの土地ですが・・・
デメリットも確実に存在します。
南向きの土地は、日当たりが良いという恩恵を受ける為に、基本的に南側に居室を配置します。
そして、その居室には大きな窓を配置しますよね!?
やっぱり、南向きの光を入れたいので。
その大きな窓からは、明るい光が入ってくるはず!?
だったのに・・・
外からの視線が気になり、カーテンを設置すると・・・
その窓から採光を確保するのが難しくなります。汗
また、直射日光が入ってくると・・・
部屋の中は暑くなりし、テレビに光が反射して見えにくくなります。
そして、紫外線。
この紫外線の影響で、床や家具が焼けやすくなるんです。
このような影響もあり、余計にカーテンを閉め切る空間になりやすくなる。
明るいはずの南向きが、暗い空間になるんですね。
間取の自由度は本当に高いの??
南向きの土地を購入した、80%の方。いや、90%以上の方は、南側に居室を配置します。
南面に居室を配置しやすいので。
その居室とは、LDK、和室、などなど。
家族が集まる部屋ですよね。
その部屋には、大きな窓の配置を前提に間取りを計画します。
つまり、南向きの土地を購入した時点で、ある程度間取りが決まってしまう。
って、感じなんですね。
そう考えると、間取りの自由度は、逆に低いとも考えられます。
防犯性能に問題が出るケースも
南向きの土地は、南側に居住スペースがあり、さらに大きな窓が配置されてます。
これは、ある意味ですが、防犯性能が高い家でもあります。
外から家の中が丸見えになり、凄いオープンな家になります。
家の中でゴソゴソと物色してたら、外から丸見えになるので。汗
泥棒もやりにくいですよね。(笑)
でも、逆に、泥棒は窓の位置で簡単に間取りを把握できます。
大きな窓が並んでるので。
その窓を隠す為に、目隠しや塀をつくってしまうと・・・
逆に外から見えなくなるけど、防犯性能も悪くなってしまいます。
なので、防犯性能の高さを維持するためには、プライバシーを犠牲にする覚悟が必要に。
あるいは、カーテンを閉め切った、薄暗い家に住み続ける覚悟が必要。
なかなか、難しい覚悟ですよね。汗
開放的な外観とは!?

リビングから、外を眺めることができる。
さらに、庭や緑を眺める事ができる。かつ、視覚的に空間の広がりを感じられる。
開放感がたっぷりの室内をつくれば、毎日を心地よく過ごす事ができると思います。
しかし、この空間をつくることと、外観の開放感は一切関係がありません。
外観が開放的だと、近隣からの視線が気になる、カーテンが必要になるからです。
なので、外や空を見る事ができるようにする為には!?
そもそも、カーテンが必要の無い窓をつくる必要があります。
実は、これが一番難しいんですね。
なので、こういった点も冷静に考えて頂き、土地を選ぶ事が大事ですよね!
個人的には・・・
南向きの土地は価格も高いし、間取りも自由にならないので。
一番、選ばない方がいい。って思ってます。
ここは注意して欲しいな。
良かったら参考にして下さいね!