SIMPLE NOTE 小松スタジオ

2022.01.22

設計は土地のデメリットを解消する方法だと思います。

設計は土地のデメリットを解消する方法だと思います。

こんにちは。

この週末はお客様との契約、そして、打合せ。

忙しくさせて頂いて、本当に感謝です!!

コロナなんかに負けないで、ガンガン行こうと思います!!

って、たまに弱気になる時もある タカシマ です。汗

どっちなんや!?って、話ですよね。笑

僕の場合は、資材の納入に翻弄されてまして・・・

経済の打撃って、こういう事なんだな。って、実感しています。




今回は「崖地・高台には平屋がオススメ」な理由を紹介します。

今年は崖地で新築のご相談があります。

実際に現地を見た時は不安がありまして。

崖地なので、土地は安いけど、建物的にはどうなのか!?

色々な方に相談したりしてました。

そんな中でも、やっぱり平屋がオススメだな~。って、結論になりまして。

その理由を紹介しますね。

設計は土地のデメリットを解消する方法だと思います。

高台、崖地で家を建てる時に影響を受ける原因。

まずは、「強風」です。

台風はもちろんだけど、日常的にも平地に比べると風を受けやすい。

高い部分にありますしね。

なので、こういった土地で家を建てる場合には、可能だったら平屋がオススメ。

その理由ですが・・・

2階建てよりも重心が低いので、風の抵抗を受けにくい。

さらに、上階からの荷重負担も少ないので。

そもそも構造が安定してますよね!!




2階建ての場合には、建物の背が高いので、風の抵抗も受けやすいし、上階からの荷重抵抗もあるので。

風が吹くと家が揺れます。

大丈夫だと解っていても怖いもんです。




これが、海に近い場合だと・・・

塩害被害があります。

なので、塩害被害を受けそうな素材は避けるべきだし、玄関の位置や、窓の種類も検討する必要があります。

錆びやすい外壁を選ぶと、外壁のメンテナンス周期が早くなるので。

例えば、窓の場合。

風で飛んできた砂が敷居に噛むと、窓が壊れやすくなるので。

住宅密集地の場合だと!?

住宅密集地の場合だと、どんなデメリットがあるのか!?

まず、考えられる事は、まわりを家で囲まれるので光が入ってきにくい。

これが代表的なデメリットに。

かなり広い土地じゃないと、近隣との距離を十分に確保できませんしね・・・




このデメリットを解決する為には、近隣との距離を十分に確保する。

それが、難しい場合には、高い場所から光を確保する必要があるんですね!

なるほど。

だったら、南側の土地を買おう!角地を買おう!って、考えになります。

しかし、それはそれで問題もあって・・・

南に大きな窓を設置すれば、光は確保できます。

それと、同時に近隣からの視線も気になるんですよね。汗

なので、カーテンは必須で、開けれなくなります。

それか、外構工事でフェンスを設置したりする可能性も。

結果的に余計なコストが増えるし、角地なのに・・・南側なのに・・・

薄暗い家になってしまいます。

金額は高くて、日当たりの良い土地を買ったのに・・・




このように、環境に合わせて設計する。

これは大事なポイントになります。

いい家とは!?

安心して暮らす事ができ、使いやすく、住みやすい家であり、明るくて気持ちが良い家。

だと思います。

なので、土地を選ぶ際にも、このような視点を持って見て頂けたらと思います。

土地の持つデメリット。

それを、間取りで解消する。

これが、設計の基本ですね!

良かったら参考にして下さいね!!