SIMPLE NOTE 小松スタジオ

2022.03.31

新築を建てた後の費用も考えて「予算」を決める

新築を建てた後の費用も考えて「予算」を決める

こんにちは。

今日で3月も終わり。

明日からは4月。

何となく冬が終わると、気持ち的に楽になります。

冬は荒天で工事関係で頭を悩ましますので。汗

4月は2棟の上棟を予定しています!

4月もバリバリ頑張る タカシマ です。




今回は、建てた後に必要になる費用にも目をむける。について。

家を建てる時って、最初の見積りが気になる部分。

その予算によって、住宅ローンの支払いもあるので。

当然だけど、気になる部分だし、一番大事なポイントです!




しかし、安く家を建てても、10年後に多額のメンテナンス費用が必要になったら!?

どうでしょうか??

そうならない為のポイントを紹介しますね!

新築を建てた後の費用も考えて「予算」を決める

「高齢者世帯の持家比率は8割を超える。

ただし住む人が年齢を重ねれば家も老朽化し、修繕などで重い費用がのしかかる。

不動産コンサルティング会社、さくら事務所(東京・渋谷)の試算では一般的な戸建住宅(延床面積116㎡・木造2階)の
築後30年間の修繕費用は合計で875万円超に上る。

重要なのはこうした出費が増え始めるのは、築年数が一定程度過ぎてからという点。

もちろんケース・バイ・ケースだが、戸建てなら築15〜20年で屋根・外壁の補修、築30年で給排水管の更新が必要になり、そのたびに数十万から百万円前後かかる例は少なくない。居住が40〜50年と延びれば、費用はさらに増える公算が大きい。」

「とある新聞記事から抜粋」




今回は、家を長持ちさせる為の「メンテ、修繕費用」について。

これからの僕たちは「長寿時代」に。

人生100年時代って言われますもんね。

なので、30歳で建てた家は、最低でも、40年~50年。もっと、長く住むケースも多くあります。

その為には、定期的メンテナンスは必須になります!

その費用を、またローンで借りると、月々の返済費用を圧迫し、老後の資金がショートする可能性も。




メンテナンス費用はいくら必要なの!?

ここは気になる部分。

住宅ローンを返済しながら、修繕費の積立てが必須になるわけです。

どれくらいの積立てが必要になるのか?

シュミレーションしてみます。




まず、一番過酷な部分。

外壁材。

外壁の塗り替え工事、屋根の修繕工事など。

毎回100万円~150万円が目安です。

これが、15年に1回。

なので、3回修繕をすると、450万円が必要に。




次に、水廻り。

新築から30年も経過するれば、痛みます。

水廻りを入替えすると、それに伴うリフォーム工事で最低でも300万は必要に。

また、冷蔵庫、エアコン、テレビなど、家電製品も壊れます。

その目安は10年。

10年で100万円が必要だとすると、家電製品で400万~500万が必要に。

これらの費用をざっと計算すると・・・

約1200万円もの金額に・・・

ものすごい維持費用ですよね。汗

でも、これが家をいい状態で維持する為に必要な費用なんですね。

毎月いくら貯金が必要なの?

これから40年間働くと仮定すると・・・

毎月の貯金額は2.5万円。

えっ!?

キツイ・・・

って、なりますよね。

でも、これが現実です。

このような費用も含めて、家づくりを検討する必要があります。




このメンテナンスコストですが。

家が大きくなれば、比例して高くなります。

メンテナンスコストだけじゃなく、光熱費などのランニングコストも高くなります。

さらに、家計を圧迫するんですね。汗




多くの方は家を建てる時には、今がどうしたいのか??を、考えます。

当然といえば、当然なんですが。

でも、これから先のことも同じぐらい大事なんですね!

いかに、メンテナンスコストを抑えられるのか!?

ランニングコストを抑えられるのか?

固定資産税を抑えられるのか?

ここにも目をむけながら、家づくりを考えて頂ければと思います。

良かったら参考にして下さいね!