新築を建てた後の費用も考えて「予算」を決める
こんにちは。
今日で3月も終わり。
明日からは4月。
何となく冬が終わると、気持ち的に楽になります。
冬は荒天で工事関係で頭を悩ましますので。汗
4月は2棟の上棟を予定しています!
4月もバリバリ頑張る タカシマ です。
今回は、建てた後に必要になる費用にも目をむける。について。
家を建てる時って、最初の見積りが気になる部分。
その予算によって、住宅ローンの支払いもあるので。
当然だけど、気になる部分だし、一番大事なポイントです!
しかし、安く家を建てても、10年後に多額のメンテナンス費用が必要になったら!?
どうでしょうか??
そうならない為のポイントを紹介しますね!
新築を建てた後の費用も考えて「予算」を決める
「高齢者世帯の持家比率は8割を超える。
ただし住む人が年齢を重ねれば家も老朽化し、修繕などで重い費用がのしかかる。
不動産コンサルティング会社、さくら事務所(東京・渋谷)の試算では一般的な戸建住宅(延床面積116㎡・木造2階)の
築後30年間の修繕費用は合計で875万円超に上る。
重要なのはこうした出費が増え始めるのは、築年数が一定程度過ぎてからという点。
もちろんケース・バイ・ケースだが、戸建てなら築15〜20年で屋根・外壁の補修、築30年で給排水管の更新が必要になり、そのたびに数十万から百万円前後かかる例は少なくない。居住が40〜50年と延びれば、費用はさらに増える公算が大きい。」
「とある新聞記事から抜粋」
今回は、家を長持ちさせる為の「メンテ、修繕費用」について。
これからの僕たちは「長寿時代」に。
人生100年時代って言われますもんね。
なので、30歳で建てた家は、最低でも、40年~50年。もっと、長く住むケースも多くあります。
その為には、定期的メンテナンスは必須になります!
その費用を、またローンで借りると、月々の返済費用を圧迫し、老後の資金がショートする可能性も。
メンテナンス費用はいくら必要なの!?
ここは気になる部分。
住宅ローンを返済しながら、修繕費の積立てが必須になるわけです。
どれくらいの積立てが必要になるのか?
シュミレーションしてみます。
まず、一番過酷な部分。
外壁材。
外壁の塗り替え工事、屋根の修繕工事など。
毎回100万円~150万円が目安です。
これが、15年に1回。
なので、3回修繕をすると、450万円が必要に。
次に、水廻り。
新築から30年も経過するれば、痛みます。
水廻りを入替えすると、それに伴うリフォーム工事で最低でも300万は必要に。
また、冷蔵庫、エアコン、テレビなど、家電製品も壊れます。
その目安は10年。
10年で100万円が必要だとすると、家電製品で400万~500万が必要に。
これらの費用をざっと計算すると・・・
約1200万円もの金額に・・・
ものすごい維持費用ですよね。汗
でも、これが家をいい状態で維持する為に必要な費用なんですね。
毎月いくら貯金が必要なの?
これから40年間働くと仮定すると・・・
毎月の貯金額は2.5万円。
えっ!?
キツイ・・・
って、なりますよね。
でも、これが現実です。
このような費用も含めて、家づくりを検討する必要があります。
このメンテナンスコストですが。
家が大きくなれば、比例して高くなります。
メンテナンスコストだけじゃなく、光熱費などのランニングコストも高くなります。
さらに、家計を圧迫するんですね。汗
多くの方は家を建てる時には、今がどうしたいのか??を、考えます。
当然といえば、当然なんですが。
でも、これから先のことも同じぐらい大事なんですね!
いかに、メンテナンスコストを抑えられるのか!?
ランニングコストを抑えられるのか?
固定資産税を抑えられるのか?
ここにも目をむけながら、家づくりを考えて頂ければと思います。
良かったら参考にして下さいね!