SIMPLE NOTE 小松スタジオ

2022.10.07

【お家の価格】予算オーバーを防ぐためにすべきコト

【お家の価格】予算オーバーを防ぐためにすべきコト

こんにちは!

皆さんは、春夏秋冬、いちばん好きな季節はいつでしょうか?

ずばり、私は秋です!なんといっても、食べ物がおいしいですからね~!

コンビニやスーパーでさつまいものお菓子が並ぶと、ウキウキしてしまう マルキ です。

今回は、お家の価格について解説していきたいと思います。

お家の価格は、大きさ、形、間取り、使う材料など様々な要因によって異なるので、

単純に比較することが出来ません。

例えば、面積100㎡(約30坪)のお家を建てる場合でも、

縦横それぞれ10mのお家と縦が5m、横が20mのお家とでは、家の価格が大きく異なります。

縦横それぞれ10mのお家は、周囲の長さが40mになるのに対し、

縦が5m、横が20mのお家は、周囲の長さが50mとなり、10m分工事面積が大きくなるからです。

つまり、壁の工事面積が25%割り増しになるため、

それに伴って、外壁、耐震パネル、クロス、石膏ボード、断熱などの工事費用が増えてしまうのです!


見積書に含まれていない工事費用

使っているキッチン、お風呂、洗面、トイレの標準仕様が異なれば、それだけでも家の価格は違ってきますし、

それ以外でも外壁材や断熱材などは、家の価格に大きな差を生む原因となります。

さらに、出してくれた見積もりの中に、一体どこまでの工事費用が含まれているのかによっても、

家の価格は大きく異なります。

例えば、浄化槽工事費用が入っているのといないのとでは、それだけで家の価格は40~50万円違うし、

図面作成費用や建築確認費用といったいわゆる設計費用が入っているのといないのとでは、

30~40万円ほど家の価格が違ってきます。

この他、見積りの中に含まれていそうでいないのが、照明器具や地盤調査や屋外の水道工事費用なのですが、

これらが入っているのといないのとでも、ざっと80万円〜100万円ぐらい家の価格が違ってきます。

あとは外構工事です。

これは、どんな庭を希望するかで、ものすごく価格が違ってきます!

この工事費用も、ほぼ確実に家の価格には含まれてないので、

別途でこの費用もかかることを、あらかじめ理解しておかないといけません。

それから、これは家に限ったことではないのですが…

価格を伝えられる時、案外含まれてないことが多いのが「消費税」です。

1000円や2000円の商品の場合なら、100円や200円ぐらいの話なのでまだいいものの、

さすがに家となると200万円前後もの驚異的な価格差が生まれてしまいます…。


単純に価格だけで比較しない

このように家の価格は基本的に、家の大きさによって異なるのはもちろん、

同じ大きさでも家の形によっても異なるし、どんな間取りなのかによっても異なります。

また、これに加えてどれくらいのグレードを標準としているのか、

一体どこまでの工事がその金額の中に含まれているのか、

さらに消費税が入っているのかどうかによっても、家の価格は大きく異なります。

さらに、各建築会社にはそれぞれ得意な価格帯というものがあるので、

自分の作りたい家に合った建築会社を選ぶことも重要です。


さいごに

素人であるお施主様が、これらを完全に理解することは難しいでしょうから、

「単純に価格だけで比較しないこと!」

そして、価格のことを聞く時は、こういった費用も含めた全ての建築費用がいくらなのかを、

聞くようにしてもらえたらと思います。

予算オーバーを防ぐためにも、お家の価格の見方についてぜひ知っておきましょう。

あなたの大切な時間を割き、お読み頂きましてありがとうございました!