SIMPLE NOTE 小松スタジオ

2022.12.23

【LDK】LDKは広くつくりたい でも予算は上げたくない!というアナタへ

【LDK】LDKは広くつくりたい でも予算は上げたくない!というアナタへ

こんにちは!

「12月23日」といえば上皇陛下の誕生日に当たるため「祝日」というイメージを持っていましたが、

それは平成まで。令和においては平日ですね汗

クリスマスイブの前日であり、年末も近かったので、少し特別な祝日であるように感じていた マルキ です。

今回は家族が1番集う空間、LDKの広さについてのお話です。

家のコストを最も左右するのは家の面積ですが、

これは、みんなが出来るだけ広くつくりたいと思っている

リビングダイニングキッチン(LDK)とて決して例外ではありません。

つまり、リビングダイニングキッチンも広くつくればつくるほど、

それに連動して家の価格が高くなるということですね。

となると…

■①家の価格が高くなるor家の価格が高くなるのが嫌であれば…
■②高くならないようにLDKを削る
■③LDKを削るのが嫌なら別の所を削る

の3つのうちのどれかを選択していただくことになるのですが、

さて、あなたならどの選択をされるでしょうか?


3つの選択について考える

では、具体的に数字を当てはめて考えていってみましょう。

個人的には、LDKの広さは16帖がちょうどいいと思っているので、

独断と偏見でこの広さを基準として、数字を当てはめていってみますね。

(対面式のキッチンに4~6人掛けのダイニングテーブル、

そして3人掛けのソファーがいい感じで収まるのがこの広さです)


■①の選択の場合

例えば、あなたがLDKを20帖でつくりたいとお考えだとしたら、

4帖家が大きくなるということになります。

となると2坪家が大きくなるのですが、そうなれば約120万円家の価格が高くなります。

ですので、それでもLDKを大きくしたいとお考えであるとしたら、

そうすることが予算的にも全く問題ないのであれば、そうした方がいいでしょう!


■②の選択の場合

LDKは広くしたいけど、それに逆行して予算は削らなければいけないとしたら、

LDK以外で削れるところがないか考えてみて欲しいのですが、

それが難しいとしたら、余分に広くつくろうとしているLDKを削らざるを得なくなります。

つまり、20帖ではなく16帖でつくるということです。

この場合、そうするかしないかを判断する基準は、

LDKに置こうと思っている家具のサイズが、16帖になったとしても問題ないかどうかです。

例えば、L型の大型のソファーをリビングに置きたいとお考えであれば、

もしかしたら、ダイニングとリビングの間に全くゆとりがなくなってしまうかもしれないし、

ソファーを置かないのであれば、そうしていただいても全く問題はないでしょう。

ですので、LDKの広さを決める基準としてどんな家具を置こうと思っているのかと

そのサイズ感を把握してもらっておくと、どうするかの判断がよりつきやすいかと思います。


■③の選択の場合

LDKは広くつくりたい…

でも予算は上げたくない…

おそらくこうお考えの方が大多数ではないでしょうか。

ここで大半の時間を過ごすと言っても過言ではないことから、

出来るだけ開放感のあるLDKにしたいと思うのが当たり前の感情ですからね。

例えば、10帖にしようと思っていた寝室を6帖にすれば、

コストを増やすことなくLDKを広くつくることが出来ます。

あるいは、6帖にしようと思っていた子ども部屋を4帖半にすれば、

そして子ども部屋が2部屋だとしたら、わずかなコストアップでLDKを広くつくることが出来ます。

あるいは、壁面を有効利用して収納をつくれば、

床面積を減らしながらもよりたくさんのモノが片付けられる収納にすることが出来るし、

そもそも平屋にすれば、階段分面積を削ることが出来るし、廊下をなくすことが出来れば、

部屋も収納も縮めずとも、面積を縮めることが出来ます。

ですので、どうしてもLDKを小さくしたくないという方は、

これらをバランスよく採用することによって、コスト調整していただければと思います!


最後に個人的な意見です

個人的にオススメなのは、「LDKも小さくしながらそれ以外の所も削る」というまた別の選択肢です。

理由は、家にお金を掛け過ぎるよりももっと別のことにお金を掛けるべきだと思っているからです。

例えば、この選択をすることによって240万円コストが下がったとしましょう。

となると、ローンの利息も含めると300万円お金が浮いたことになるのですが、

そうなれば家族で旅行に行く回数が増えるし、旅行プランもより良いものに出来、

思い出づくりや子供たちに貴重な体験価値を与えてやることが出来ます。

また、そのお金を老後のための資産運用に回すことが出来れば、

これからの暮らしの不安を少しでも和らげることが出来ます。


さいごに

せっかく新築を建てるんだから妥協したくない気持ちがあるでしょうし、

SNSやインターネットの普及によってかつてないほど広告にまみれた世界に生きているため、

その誘惑に負けてしまうのもある程度は仕方ないと思います。

ですが、35年という長期間負債を背負ってしまうのが家づくりでもあるため、

未来とも向き合った上で予算を考えるべきだと思います。

これから家づくりをしようと思っている方も、今まさに家づくりをしている方も、

コストが上がることばかりじゃなくコストを下げるための知識も、同時に身に付けていっていただければと思います!

あなたの大切な時間を割き、お読み頂きましてありがとうございました!