【はじめての家づくり】人生の明暗を分ける家づくり
こんにちは!
今日の金曜ロードショー「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」です。
ジョニー・デップのジャック・スパロウが、とーーってもハマり役ですよね!
私も公開当時はワクワクしながら、映画館で鑑賞したのを覚えています。
公開日が2003年ということで…なんと今から20年前の作品ッ!!?…絶句
年々時の速さが加速している気がする マルキ です。
今回はお家づくりの基本的なコトについてのお話です。
例えば、リビングダイニングをゆったりとつくるのが、現在の家づくりの当たり前となっていますが、
広くつくり過ぎたあまり余白がたくさん出来てしまうと、なんだか物寂しいというか、
殺風景な気がしてそこに何かを置きたくなります。
また、部屋に関しても同じで、ベッドと机を置いてもまだ空間にゆとりがあるとしたら、
テーブルやソファーなんかをその余白に置きたくなってきます。
そして、どんどん物が増えていき見る見るうちに、片付けや掃除がしにくい部屋になっていってしまいます…。
お金がなくなる家づくり
さらに、収納なんかもまさに同じで、少な過ぎて困らないようにはしないといけないのですが、
そもそも断捨離が苦手だとしたら、つくり過ぎたら過ぎたで、
それに合わせてさらに物を増やしてしまうのではないでしょうか。
その結果、余計に整理不能な家になりやすいんじゃないかという見方も出来ると思います。
多くの方が、家を建てる時「備えあれば憂いなし」とばかりに、
部屋も出来るだけ多くつくろうとするし、収納も出来るだけ多くつくろうとします。
また、同時に部屋や収納を出来るだけ広くつくろうとします。
しかし、そうすれば、必然的に家のコストは高くなるし、
それにプラスして余白を埋めたくなる効果が働くことにより余分な出費も確実に増えることになります。
つまり、家づくりのやり方によってはどんどん手元からお金がなくなっていくかもしれないというわけですね。
家が大きくなれば、その分固定資産税も高くなるし、電気代も高くなってしまうかもしれませんからね。
そしてその結果、積立投資に回す余力が全くなくなってしまい、
やがて迎える将来の暮らしに天と地ほどの差が開くことになるというわけです。
人生の岐路となる家の予算計画
では、家にお金を突っ込み過ぎて積立投資に回す余力がなくなってしまった人と、
積立投資に回す余力を残しながら家づくりをした人では、一体どれくらいの差が開いてしまうのでしょうか?
40歳で家を建てるとして、iDeCoに毎月1万円かけると共に、
つみたてNISAに毎月2万円かけられるだけの余力を残した人と、そうじゃない人で簡単に比較してみますね。
まず、つみたてNISAにて20年間毎月2万円ずつ積み立てていくと、
20年間で合計480万円元本を預けることになるのですが、
この元本が毎年平均で3.6%ずつ増えていくと仮定すると、20年後この元本は2倍に膨れ上がります。
つまり、480万円が960万円になるということですね。
では、続いてiDeCoに20年間毎月1万円ずつ積み立てしていき、つみたてNISA同様に毎年3.6%ずつ
お金が増えていくと仮定してみると、
これも同じように20年後、預けた元本が2倍に膨れ上がります。
1万円×12ヶ月×20年=240万円ですので、iDeCoでも240万円お金が増えるということですね。
また、iDeCoには掛け金が全額所得控除になるというもう1つ大きなメリットがあります。
仮に、あなたが払っている所得税と住民税の税率が共に10%だとしたら、
合計、掛け金の20%が年末調整で返ってくるというやつです。
つまり1万円×12ヶ月×20%=2.4万円
2.4万円×20年=48万円
さらにお金が増えるということです!
ということで、これらを全て合算してみると
960万円+480万円+48万円=1488万円となり、
積立余力として3万円削りながら家づくりの予算計画を立てた人と、
積み立て余力まで使い果たして家づくりをした人とでは、これくらいの差が生まれかねないということです。
もちろん、この通りになるかどうかは終わってみないと分からないし、
誰かが保証してくれるものでもありません。
さいごに
知っておいてもらいたいことは、収入の多い少ないに関係なく、
家づくりのやり方一つで、20年後手元にあるお金がこんなにも違ってくるということです。
さて、あなたは、一生豊かに暮らし続けられる「予算重視型の家づくり」と
一生余裕なく暮らし続けることになる「願望重視型の家づくり」このどちらを選択されますか?
あなたの大切な時間を割き、お読み頂きましてありがとうございました!