【優しく解説!】今から始めるつみたてNISA
こんにちは!
本日、12月8日 は「ジョン・レノン忌」だそうですね。
ニューヨークの自宅前でジョン・レノンが射殺されたというショッキングな事件は
全世界に大きな衝撃を与えました。
もし今も生きていたならば、どんな音楽をつくって私たちを魅了してくれたのか…。
ジョン作によるビートルズの曲の中では「Come Together 」が一番好きな マルキ です。
さて、家を建てるにあたり仮にあなたが頭金として500万円準備出来るとしても、
その資金は頭金として使うのではなく、全額積立投資に回すべきだというのが個人的な意見です。
というのも、 現在の住宅ローン金利、変動0.4%~0.8%、固定1.0%~1.4%に対して、
積立投資の利回りは6%~8%ほどあると過去150年の歴史の中ですでに実証されているからです!
ということで個人的には、これまで積立投資と縁がなかった方にも家づくりをきっかけに
始めて欲しいと思っているわけですが、
そうなれば銀行からの借入予算だけで家づくりをすることになるため、
弊社では家づくりの総予算が抑えられる提案を心がけています!
では、今回はその500万円の具体的な使い道についてお伝えしていきたいと思います。
答えは簡単で全額を「つみたてNISA」に注ぎ込んでくださいということです。
現在は年間上限額も年数も縛りがありますが、年が明けたらその縛りがかなり緩くなりますからね。
枠を上限いっぱいまで使い切るイメージ
来年から始まる新NISA制度では、「つみたてNISA」の枠が現行の800万円から
1800万円まで大きく広がります。
そして、これまでのNISAと違い年数に縛りもなくなります。
(これまでは20年という期間の縛りがありました)
そのため、現在の年齢も踏まえて何年をかけて上限いっぱいまで積み立てていくかを
考えていただく必要があります。
仮に、あなたの年齢が35歳だとして65歳まで積み立てていくとしたら30年かけて
コツコツと積み立てていくことになるので、1800万円÷30年÷12ヶ月=毎月5万円ずつ
今後ずっと積み立てていくという感じですね。
家計に余裕があるなら、この手元資金500万円を30年にわたって分散しながら
(500万円÷30年÷12ヶ月=13,888円)
不足分である36,112円(50,000円-13,888円)を収入の中から手出ししていただいてもいいし、
それが厳しそうなら子供たちが巣立つまでの間は、
手元資金から捻出する比率を高くしていただいてもいいし、といった感じです。
あるいは、家を建てることを機に、入っていても意味がないといっても過言ではない
生命保険、学資保険を見直すことによって積み立て資金を捻出していただくのもいいと思います。
では仮に、今後30年間で1800万円という枠を全て使い切っていただいたとして、
毎年6%ずつお金が増えていくとしたら一体どうなるのかというと、
なんと1800万円の元本が4977万円にまで増えることになります!
子供たちに最もお金がかかる20年後でも、1200万円の元本が2301万円にまで増えているので、
これだけあればお子さんが2人いるとしても教育ローンや奨学金に頼ることなく
大学に通わせてやれるのではないでしょうか。
とはいえ、積立投資は複利でお金が増えていくものであり、
複利は期間が長くなればなるほどお金が増える傾向があるので、
個人的には、このタイミングでも極力お金を引き出さず奨学金に頼った方がいいと思っております。
それはさておき、これから家を建てる方は、手元資金を「つみたてNISA」枠を上限まで使いつつ
積立投資をやっていただければと思います。
これをやっておけば、定期的に必要となる外壁の塗り替え工事のために
リフォームローンを組むこともなければ、
水回り入れ替えに伴う大掛かりなリフォーム工事のためにリフォームローンを組むこともないでしょうし、
定期的に壊れる家電製品の買い替え費用なども、この資金の中から捻出出来るようになると思います。
あるいは、積立投資によって貯まった資金で建て替えまで出来るようになるかもしれないし、
住む場所を変えて家を建てることだって出来るかもしれません。
さいごに
以上のことを知っているかどうか、そしてこれを実行していただくかどうかで
未来に大きな差が生まれるのは火を見るより明らかなことなので、
ある程度お金の知識をつけてから家づくりを行っていただければと思います!
あなたの大切な時間を割き、お読み頂きましてありがとうございました!