【固定資産税と都市計画税】利便性に対する税金
こんにちは!
昨夜は大河ドラマ「光る君へ」の21話「旅立ち」を視聴しました。
たった1人のために書き始められた「枕草子」。まさか、こんな哀しい背景があったなんて…。
「春はあけぼの…」と始まる、中宮と清少納言とのシーンは鳥肌ものでした。
中学のときにまったく意味も考えずに暗記していましたが、きちんと読んでみたくなりましたね~。
次回はいよいよ松下洸平さんが出演されます!最愛コンビが、楽しみな マルキ です。
さて、家という資産を持つと、
「固定資産税」という税金を住んでいる市町村に毎年支払うことになるのですが、
「市街化区域」と呼ばれる地域に限っては、
それに上乗せして「都市計画税」という税金も支払わなければいけません。
土地は200㎡未満に抑える
まず土地を購入する上で知っておいていただきたいことが、
固定資産税にせよ都市計画税にせよ200㎡までと200㎡を超えるのとでは
課税基準となる土地の評価が大きく違ってくるということです。
固定資産税の場合、200㎡までは土地の評価は6分の1で、
200㎡を超える部分に対しては3分の1(2倍の評価)となり、
都市計画税の場合、200㎡までは土地の評価は3分の1で、
200㎡を超える部分に関しては3分の2(2倍の評価)となるという感じですね。
いわば、いずれも200㎡(=約60坪)を超えてしまうと、税金がグンと上がってしまうので、
土地を買うとしたら200㎡までにした方がいいということがここから言えることとなります。
固定資産税と都市計画税
では、それぞれの金額をざっくり出していきたいと思います。
課税基準となる土地や建物の評価額は、一定の基準のもと各市町村が一つ一つ
土地や建物ごとに決めていくので正確にはお伝え出来ませんが、
概ね土地に関しては地価の約7割、建物に関しては建築費の約5割が目安だと言われているので、
土地の地価を1000万円、建築費を3000万円に設定して計算していってみますね。
■固定資産税(税率1.4%)
(土地)200㎡未満として計算
→1000万円×70%×6分の1×1.4%
=16,333円
(建物)当初優遇期間(3年or5年)は建物価格を2分の1にしてくれるとして計算
→3000万円×50%×2分の1×1.4%=105,000円
(固定資産税合計)
→16,333円+105,000円=121,333円
■都市計画税(税率0.275%)
(土地)200㎡未満として計算
→1000万円×70%×3分の1×0.275%=6,417円
(建物)固定資産税のような当初優遇はなし
→3000万円×50%×0.275%=41,250円
(都市計画税合計)
→6,417円+41,250円=47,667円
■(固定資産税+都市計画税)
→121,333円+47,667円=169,000円
これが市街化区域で土地を買って家を建てた場合に年間で必要となる税の目安ですね。
月割りで考えると毎月14,083円ずつはこの税金をスムーズに支払うために
お金をおいていった方がいいということですね。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
もちろん、固定資産税の評価額は3年ごとに見直しがされるため、
建物の評価は経年とともに落ちていき、少しずつは負担が軽くなっていくとは思うのですが、
それでも市街化区域で家を持つ以上は、
それ以外の地域で家を持つよりも負担が大きいのは間違いありません。
ということで、こういった知識もお持ちいただき、
家づくりの予算計画や土地や家の広さなどを間違えないように充分に注意していただけたらと思います。
あなたの大切な時間を割き、お読み頂きましてありがとうございました!