こんばんは。
最近は息子のサッカーで週末が大忙しな タカシマ です。
家づくりを進めているお客様との打ち合わせも調整して頂いてまして。
本当にありがとうございます!!
今回は「1階トイレの手洗い、「お湯」は必要?無駄をなくす間取りの工夫」について。
プロでありながら自分の家づくりで失敗した経験を持つ僕だからこそ、皆さんには同じ後悔をしてほしくない。
そんな思いで、少しでも家づくりが楽しく、シンプルになる情報を発信しています。
今回は、間取りの打ち合わせでよくご相談いただく「1階トイレの手洗いにお湯は必要なのか?」という疑問について解説します。
1階と2階で違う、トイレの「手洗い」事情
現在、新築の1階トイレでは、スッキリとして掃除が楽な「タンクレストイレ」が主流です。
ただし、タンクがないため、トイレの空間内に独立した手洗い器を別に設ける必要があります。
一方、2階のトイレは「タンク付きトイレ」を選ぶケースが多く、この場合は用を足して水を流す際、タンクの上部から手洗い用の水が出ます(こちらは構造上、水のみです)。
1階に設ける独立した手洗い器は、水だけが出るタイプか、お湯も出るタイプかを自由に選べます。
「住み始めてからやっぱりお湯がいい!」と後から配管をいじるのは高額なリフォームになってしまうため、お湯にするかどうかは工事が始まる前に決めておく必要があります。
トイレの手洗いでお湯が使われない「本当の理由」
自由に選べるのならお湯が出た方が良い気がしますが、実際の住宅ではトイレの手洗いにわざわざお湯を引くケースはほとんどありません。
その最大の理由は、「お湯が出るまでに時間がかかりすぎるから」です。
お湯が恋しくなるのは、雪が降るほど冷え込む厳しい冬。
しかし、寒い時期は壁の中の水道管に溜まっている水もキンキンに冷え切っています。
朝、洗面所やシャワーでお湯を出したのに、冷たい水がしばらく出続けてブルブル震えながら待った経験はありませんか?
配管内の冷え切った水が全て押し出されないと、温かいお湯は出てきません。
キッチンや洗面所なら待てますが、数秒で終わるトイレの手洗いで、じっとお湯を待つのは現実的ではないのです。
どうしてもすぐにお湯を出したい場合は、手洗い器の下に小型の電気温水器を設置するなどの対策がありますが、当然ながら機器代や設置コストが余分にかかってしまいます。
コストをかけずに「設計」で解決する方法
「冬場はお湯で手を洗いたいけれど、余計なコストはかけたくない」
「小型温水器をつけても、結局使わなくなるかもしれない」
そんなお悩みをスッキリ解決するのが、トイレを出てすぐの場所に「洗面化粧台」を配置する間取りです。
無駄な廊下をなくした機能的な動線を設計すれば、トイレのすぐ近くに洗面所を配置することは難しくありません。
洗面化粧台なら、最初からお湯が使えるように設計されています。
さらに手洗いボウルも広いので、水が飛び散りやすいお子様の手洗いでも安心ですし、掃除もサッと拭くだけで終わります。
コストをかけてトイレ内に特別な設備を作るのではなく、「間取りの工夫」で解決するのも、賢い家づくりの一つです。
僕自身の自宅もトイレの手洗いは「水のみ」ですが、生活していて困ったことは一度もありません。
設備を増やす前に、まずは生活動線を見直してみる。
家づくりのヒントとして、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1階トイレの手洗い、「お湯」は必要?無駄をなくす間取りの工夫
TAKASHIMA
2026.10.21