こんにちは。
一気に寒くなりましたね。
昨日までは半袖だった僕も、流石に今日から長袖になりました。汗
まで行けるって思ってましたが、無理だった タカシマ です。笑
今回は家づくりの要である「資金計画には、将来のメンテナンス費用も含めて検討しよう」というお話です。
そもそも「資金計画」とは?
資金計画とは、簡単に言うと「例えば4000万円の住宅ローンを、将来にわたって無理なく支払っていけるかどうか」を具体的にシミュレーションすることです。
35歳で家を建てて、35年ローンで完済するまでの長い間には、暮らしの中で様々な出費が発生します。
子どもの教育資金
車の買い替え費用
家族旅行などの思い出づくり
子どもの習い事
老後に向けた貯蓄
これら日々の生活費やライフイベントの出費を含めた上で、「本当に住宅ローンを完済できるのか?」「完済した時に老後の貯蓄はいくら残っているのか?」を計算し、安心できる予算を把握することが資金計画の本来の目的です。
資金計画で忘れがちな最大の落とし穴
シミュレーションをする際、多くの方が忘れがちな非常に重要なポイントがあります。
それが「建物のメンテナンス費用」です。
必ず必要になる上に金額もかなり大きくなるため、家を建てる前からしっかり見込んでおく必要があります。
具体的にどんな費用がかかるのか、代表的なものを3つご紹介します。
1. 外壁のメンテナンス費用(約15年に1回)
代表的なメンテナンスが「外壁」です。一般的に15年前後で塗り替えなどの手入れが必要になります。
実は僕の自宅も、建築当時に流行っていた「吹付け」を採用しました。
現在築10年ですが、やはり少しずつ塗装が剥げてきており、もう少ししたら再吹付けが必須な状態です。
この外壁のメンテナンス、1回につき約150万円ほどかかります。
35年間で考えると約3回発生するため、トータルで約450万円とかなり大きな出費になります。
2. 水回りのリフォーム費用(約20年後)
キッチン、お風呂、トイレなどの水回り設備も、35年の間には必ずリフォーム工事が必要になります。
約20年目に水回りの入れ替え工事を行うと想定すると、約300万円ほどの予算を見ておく必要があります。
外壁と水回りを合わせるだけでも、将来的に750万円ほどの費用がかかる計算になりますね。
3. 家電・設備の買い替え費用(約10年サイクル)
さらに忘れてはいけないのが、生活に欠かせないハイコストな家電や設備の買い替えです。
おおよそ10年を目安に寿命がやってきます。
エコキュート:約40万円
エアコン:約60万円
冷蔵庫:約30万円
洗濯機:約30万円
これらを合計すると160万円。
テレビなど細かい家電の買い替えも含めると、10年ごとに約200万円の予算が必要になります。
家づくりのプロからのワンポイントアドバイス
エアコンなどの空調設備は、将来の修理や交換リスクを減らすためにも、大掛かりな全館空調システムよりも「壁掛けの個別エアコン」を採用する方が、メンテナンス費用をグッと抑えやすくなります。
住宅ローン借入額は「将来のコスト」も逆算して決める
外壁、水回り、そして家電。
これらを35年間のトータルで計算すると、約1000万円ものメンテナンス費用が必要になります。
いきなり設備が壊れて「買い替えられない!」と生活に困らないためにも、また大切な住まいの寿命を縮めないためにも、毎月少しずつ修繕費を積み立てていくことが必須です。
家づくりでは、住宅ローンの返済以外にも必ず発生する「未来のコスト」があります。これらも頭に入れた上で、無理のない住宅ローンの借入額を試算してみてくださいね。
これから家づくりを始める方の参考になれば嬉しいです!
【家づくりのお金】住宅ローンだけで大丈夫?資金計画で見落としがちな「メンテナンス費用」
TAKASHIMA
2026.10.30