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【小さなことをコツコツと】コスト調整の秘策

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こんにちは!

最近は本当に寒くなりまして…。

急いで衣装ケースの中から、冬物の洋服たちをひっぱりだしました。

風邪をひきやすい時期なので、うがい・手洗いはもちろん、しっかり食べて過ごしたいです!

寒くなっても毎日のアイスだけは欠かさない マルキ です。

さて、一生に一回の家づくり。

であれば、なるだけ後悔がないように、予算が許す限りは出来るだけやりたいことを詰め込みたい!

誰もがそうお考えになると思います。

しかし、そう上手くいかないのが家づくりの困ったところ…。

たいていの場合、予算と要望の間には大きなギャップが生まれ、

予算にその皺寄せがいくというパターンが圧倒的に多いというのが現実です。

ということで今回は、やりたいことの皺寄せをなるだけ予算にいかせないためには

どのように考え、どのように対処していくべきなのかについて具体的にお伝えしていきたいと思います。

結論としては、「何か1つだけで解決するのではなく合わせ技によって解決しましょう」

ということであり、そのためには今回お伝えする知識が絶対に必要なので、

最後までお付き合いいただければと思います!


小さなことをコツコツと!

例えば、家を建てるにあたってどうしても床暖房をキッチンとダイニングとリビングの

3箇所に設置したいとなった場合、無垢の床を使用しているとしたら、

そのグレードアップ費用まで含めると約80万円コストアップするのですが、

そうは言っても家の予算は上げられないとしたら、

このアップ分をなにかを減らすことによって埋めなければいけません。

この場合、1.5坪(=3帖)ほど1階の面積を削れば相殺できることになるですが、

いざ、それを実行するとなるとそう簡単に削ることが出来ないのが現実です。

無駄な廊下がたくさんあればすぐ解決ですが、そうじゃない場合、1階の3帖はとっても貴重ですからね。

それによって1階にファミリークローゼットが作れるか作れないかってことになってくるわけですからね。

ですので、面積だけに集中するのではなく、

家に使われている材料が減らせないかにも同時に着目することが大切です。

1つは「窓」の数です。

外に出られる大きな窓なら1本あたり12万円~15万円するし、

小さな窓でも1本あたり4万円~5万円しますからね。

ですので、大きな窓を減らしその分小さな窓に出来ないかとか、

あるいは、そもそも大きな窓の数を減らせないかとか、

かつ、同時に小さな窓の数も減らせないかということを同時に検討してみることも大事かと思います。

窓を減らすことが出来れば、カーテンなしでは過ごせない家の場合、

同時にカーテン代までカットすることが出来るわけですからね。

続いて着目していただきたいことが家の中のドアの本数です。

ドアも1枚あたり4万円~5万円するし、

引き違い戸やクローゼットの折戸に至っては、1箇所だけでドアが2、3枚必要ですからね。

そのため、個室ごとにクローゼットが必要なのか、クローゼットは必要だとしてもドアは必要なのか、

本当はドアがない方が便利なのにドアを設置してしまっていないか、

なども同時に考えていただくといいかと思います。

そして仮に窓で15万円ほど削減出来て、カーテンで10万円ほど削減出来て、

ドアで15万円ほど削減出来そうだとしたら、その分、カットしなければいけない面積は

先程の半分で済むということになりますからね。

少ない窓でも採光さえキッチリと取れるのであれば、窓が減り、壁が増えることによって

耐震性も断熱性もアップするわけですからね。


土地にも目を向けてみよう

また、家だけでコストの調整を考えるのではなく、土地に分散してみてもイイかと思います。

仮に、建てようと思っている家が2階建てだとしたら、

55坪ぐらいの土地を買おうとしているのを50坪にするといった感じですね。

あるいはもっと削らなければいけないとしたら45坪ぐらいまで削るといった感じです。

この場合、土地の坪単価が15万円だとしたら5坪削れただけで75万円安くなります。

となると、家のコストは一切削らなくてもよくなるかもしれません。

あるいは、10坪まで削れたとしたら150万円安くなるので、

床暖房に加えて、巷で人気の衣類ガス乾燥機や海外製の食洗機を設置出来るかもしれません。


さいごに

口で言うのは簡単ですが、実際はこんなに上手い具合にはなかなかいかないものなんですけどね…汗

こういったコストダウンの方法を頭で理解出来ているのと理解出来ていないのとでは全く違うと思うので、

本当にやりたいことを実現していただくためにも、こんな方法もあるんだよということを

ぜひ覚えておいてもらえたらと思います!

あなたの大切な時間を割き、お読み頂きましてありがとうございました!

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